図書館・読書の最近のブログ記事

視覚障害に関連する書籍紹介のホームページの更新が滞っておりましたが、このほど2010年1月から2010年10月に発売された43冊の本の情報を追加しました。
書名著者名出版者出版年価格
たのしい点字 しらべよう!りかいしよう!点字の世界 2 桜雲会監修、こどもくらぶ編岩崎書店2010.103,150円
点字って、なに? しらべよう!りかいしよう!点字の世界 1 桜雲会監修、こどもくらぶ編岩崎書店2010.103,150円
もうどうけんふりふりとまり セアまり作、はまのゆか絵幻冬舎2010.091,260円
接客・接遇のためのユニバーサルサービス基本テキスト 紀薫子著、井上滋樹協力日本能率協会マネジメントセンター2010.091,575円
万人のための点字力入門 さわる文字から、さわる文化へ 広瀬浩二郎編著生活書院2010.092,310円
闇を光に ハンセン病を生きて 近藤宏一著みすず書房2010.092,625円
折り紙でたくさんの笑顔を 盲目の「折り紙大使」 加瀬三郎物語 田島栄次文学研マーケティング2010.091,260円
WebアクセシビリティJIS規格完全ガイド 改訂版 アライド・ブレインズ著日経BPマーケティング2010.093,990円
雨のち曇り、そして晴れ 障害を生きる13の物語 NHK厚生文化事業団編日本放送出版協会2010.081,470円
灯綴り 京都ライトハウスからの贈り物 小河ふぅみ著文芸社2010.081,470円
ナオ・ゴーストレート ―盲導犬歩行指導員― 3 アクションコミックス 山本康人著双葉社2010.08630円
点訳のてびき第3版Q&A 第2集 全国視覚障害者情報提供施設協会編集全国視覚障害者情報提供施設協会(発売:大活字)2010.081,050円
障害者自立支援法事業者ハンドブック 2010年版指定基準編 人員・設備・運営基準とその解釈 中央法規出版2010.073,360円
障害者自立支援六法 平成22年版 中央法規出版2010.076,720円
障害者白書 平成22年版 内閣府編集日経印刷2010.072,450円
回想のロイド 盲導犬との五十年 河相洌著文芸社2010.071,365円
一人ひとりの読書を支える学校図書館 特別支援教育から見えてくるニーズとサポート 野口武悟編著読書工房2010.072,100円
サッカーボールの音が聞こえる ブラインドサッカー・ストーリー 平山讓著新潮社2010.071,470円
世の中への扉へ 盲導犬サーブ 手島悠介著講談社2010.061,260円
耳で読む読書の世界 音訳者とともに歩む 二村晃著東方出版2010.061,575円
視覚障害者の老後を豊かにするための本 桜雲会編桜雲会点字出版部2010.051,890円
白杖歩行サポートハンドブック 地域で暮らす視覚障害者のために 新潟県中途視覚障害者のリハビリテーションを推進する会編、読書工房2010.051,680円
関係の原像を描く 「障害」元学生との対話を重ねて 篠原睦治編著現代書館2010.052,100円
あなたの眼は大丈夫? 気づかない眼の病気30症例 足立和孝著ジュリアン2010.051,260円
親ばか力 子どもの才能を引き出す10の法則 辻井いつ子著アスコム2010.041,400円
9歳の失明宣告 熊野伸一著彩図社2010.041,260円
しらべよう!はたらく犬たち 1 盲導犬・聴導犬・介助犬 日本盲導犬協会監修ポプラ社2010.032,940円
音訳指導マニュアル 視覚障害者用録音図書製作のために 全国視覚障害者情報提供施設協会録音委員会「音訳指導マニュアル」製作プロジェクト編集全国視覚障害者情報提供施設協会2010.031,260円
生きるって人とつながることだ! 全盲ろうの東大教授・福島智の手触り人生 福島智著素朴社2010.031,680円
視覚障害児・者の歩行指導 特別支援教育からリハビリテーションまで 芝田裕一著北大路書房2010.033,570円
みんなで考えよう障がい者の気持ち 1 視覚障がい 読んでわかる、体験してわかる 玉井邦夫監修、青柳まゆみ監修学研教育出版2010.022,625円
口で言えれば漢字は書ける! 盲学校から発信した漢字学習法 道村静江著小学館2010.021,575円
ナオ・ゴーストレート ―盲導犬歩行指導員― 2 アクションコミックス 山本康人著双葉社2010.02630円
北海道盲導犬物語 人を支える犬たちと犬を支える人々と 菅井亜沙子著長崎出版2010.021,680円
ずっと一緒に  盲導犬が老いたとき 田中真由美著ぶんか社2010.021,260円
Let it be 1 視覚障害あるがままに 夢は、情報バリアフリー 大活字版 読むこと生きること、情報は命!叢書シリーズ 岩井和彦著大活字2010.023,129円
Let it be 2 視覚障害あるがままに 夢は、情報バリアフリー 大活字版 読むこと生きること、情報は命!叢書シリーズ 岩井和彦著大活字2010.023,129円
Let it be 3 視覚障害あるがままに 夢は、情報バリアフリー 大活字版 読むこと生きること、情報は命!叢書シリーズ 岩井和彦著大活字2010.023,129円
雑誌 総合リハビリテーション 2010年1月号 特集 ITとリハビリテーション 医学書院2010.012,205円
ロービジョン・マニュアル A.Jonathan Jackson原著、James S.Wolffsohn原著、小田浩一総監訳エルゼビア・ジャパン2010.015,250円
空が香る 三宮麻由子著文藝春秋2010.011,470円
視覚障害者をめぐる社会と行政施策 職業選択の変遷を視座にして 鈴木正行著学文社2010.013,150円
公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)は『見えない・見えにくい人も「読める」図書館』を読書工房から11月5日に発売する。
公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)は1989年に公共図書館に働く視覚障害者などを中心に結成された団体で、今年で20年になる。それを記念して同書を発売することとなった。
筆者は、「第4章 ITの活用で進化する視覚障害者サービス!」の中で「大阪府立中央図書館のIT支援の事例」と「パソコンと読書」の二つを執筆担当した。

主な目次(計画時点のもの)


  • 第1章 図書館で受けられるいろいろなサービス
  • 第2章 もっと視覚障害のことを知りたい!
  • 第3章 図書館の視覚障害者サービスと本
  • 第4章 ITの活用で進化する視覚障害者サービス!
  • 第5章 公共図書館における視覚障害者サービスのあゆみと「なごや会」
既に オンライン書店 ビーケーワンでは同書の予約を開始した
詳しくは、『見えない・見えにくい人も「読める」図書館』の詳細ページへ。
視覚障害に関連する書籍紹介のホームページの更新が滞っておりましたが、このほど2009年1月から2009年5月に発売された20冊の本の情報を追加しました。
既に盲ろう者の福島智さんについて書かれた本が相次いで発売で福島智さんに関して書かれた2冊の本を紹介しておりますので、それ以外の18冊を下記にまとめてお知らせ致します。
書名著者名出版者出版年価格
ヘレン・ケラー ポプラポケット文庫072-7 子どもの伝記7 砂田弘文ポプラ社2009.05599円
難病と視覚障害と宝物 速水基視子著文芸社2009.051,575円
さわる文化への招待 触覚でみる手学問のすすめ 広瀬浩二郎著世界思想社2009.051,995円
琵琶法師 〈異界〉を語る人びと 岩波新書 新赤版1184 兵藤裕己著岩波書店2009.041,029円
素顔の塙保己一 盲目の学者を支えた女性たち 堺正一著埼玉新聞社2009.041,000円
でんしゃはうたう 幼児絵本ふしぎなたねシリーズ 三宮麻由子ぶん、みねおみつえ福音館書店2009.04840円
寄り道人生で拾ったもの 塩谷靖子著小学館2009.041,785円
五感の力でバリアをこえる わかりやすさ・ここちよさの追求 ドキュメント・ユニバーサルデザイン 成松一郎著大日本図書2009.031,680円
この人を見よ!歴史をつくった人びと伝6 ヘレン・ケラー プロジェクト新・偉人伝著・編集ポプラ社2009.031,260円
イラストでわかる視覚障害者へのサポート カラー版 国際視覚障害者援護協会編読書工房2009.031,575円
子どものための点字事典 黒崎惠津子著、福田行宏イラスト汐文社2009.033,360円
LLブックを届ける やさしく読める本を知的障害・自閉症のある読者へ 藤澤和子・服部敦司編著読書工房2009.032,520円
全盲先生、泣いて笑っていっぱい生きる 新井淑則著マガジンハウス2009.031,575円
人生を幸福で満たす20の方法 生活人新書 三宮麻由子著日本放送出版協会2009.02777円
著作権マニュアル2008 新版 見えない・見えにくい人への情報提供サービス 全国視覚障害者情報提供施設協会サービス委員会著作権プロジェクト編集全国視覚障害者情報提供施設協会2009.021,801円
目の不自由な方を誘導するガイドヘルプの基本 第2版 初心者からベテランまで 村上琢磨・関田巖共著文光堂2009.023,360円
障害者自立支援法Q&A 障害者福祉研究会編集中央法規出版2009.013,675円
切手が伝える視覚障害 点字・白杖・盲導犬 切手で知ろうシリーズ5 大沢秀雄著彩流社2009.012,100円
大阪府立図書館紀要 第37号 2008(平成20)年3月31日発行に「盲ろう者へのパソコン支援」を書かせていただいたことは4月6日のブログで紹介いたしました。
ホームページで、その内容の全文が読めるのですが、PDF形式で掲載されているため、盲ろう者や視覚障害者が点字ディスプレイ、音声読み上げや画面拡大ソフトなどを使って読むことが難しい問題がありました。
「盲ろう者へのパソコン支援」の点字データを杉田が作成し、HTML形式も中之島図書館に作成いただき、このほど、そのデータが大阪府立図書館ホームページ大阪府立図書館紀要のページにアップされました。
HTML形式と点字データ、PDF形式のページは下記になります。
大阪府立図書館紀要 第37号 2008(平成20)年3月31日発行に「盲ろう者へのパソコン支援」を執筆しました。
大阪府立図書館紀要」は1964(昭和39)年12月に創刊されました。1998年の発行以降、暫く発行されませんでしたが、2006年に再刊され、大阪府立図書館ホームページにその全文が掲載されています。
今回、執筆した「盲ろう者へのパソコン支援」(P.35-43)では、2001年からの大阪府立中央図書館での盲ろう者へのパソコン個別支援(およそ15例)、2002年度から継続している盲ろう者向けインターネット講習会(初級講座、中級講座)について詳しく紹介しています。
視覚と聴覚の両方に障害のある盲ろう者にとって、パソコンを使いこなせるようになることは非常に大きなことです。電子メールやインターネットを使いこなせるようになることで家族や通訳者を介さずに直接情報の取得が可能となります。
盲ろう者にとってパソコンを使いこなせるようになるには相当な努力が必要ですが、自ら情報を得られるように、みなさん日々努力されています。
「大阪府立図書館紀要」は下記のページで全文が公開されております。(PDF形式)
『本と人をつなぐ図書館員 障害のある人、赤ちゃんから高齢者まで』を墨田区立あずま図書館の山内薫さんが読書工房から1月15日に出版しました。
価格は1,890円でISBNは978-4-902666-15-1です。
] 読書工房からいただいた本の内容紹介を下記に紹介します。
図書館はすべての人に開かれている! 「図書館利用に障害のある人へのサービス」の第一人者である著者が、視覚障害や知的障害のある人との出会いを通して、どのような実践をおこなってきたのか。また、乳幼児や高齢者、ディスレクシアの人に本の楽しさをどのように伝えてきたのか。今まで出会ってきた利用者たちとのエピソードから、「図書館とは」「人間にとって読書とは」を問いかける。
この本の詳細・購入は下記のページから可能です。
http://www.j7p.net/book/detail/2008/01/9784902666151.html

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