盲ろう者: 2008年4月アーカイブ

3月29日にブログで紹介した全国盲ろう者協会編著の『盲ろう者への通訳・介助 「光」と「音」を伝えるための方法と技術』は、発売から10日です。ようやく、大型書店やネット書店で在庫が見られるようになってきました。
4月5日21時現在、目録情報(書誌)が上がっているネット書店は、Amazon、ビーケーワン、ジュンク堂書店、喜久屋書店の4社でしたが、今週になり、ようやくその他のオンライン書店でも扱いが開始されています。
この内、在庫があるのは、ビーケーワン、ジュンク堂書店、Amazonなどです。
Amazonとビーケーワンは読書工房から直接、本が入ってくるため、発売後、早期に在庫があります。
トーハン、日販などは読書工房から直接、本が入ってこず、東京官報から取り次ぎしております。東京官報(実際のホームページは「全国官報販売協同組合」)に同書の情報が掲載されたのが、4月4日、そのため、トーハン、日販を通じて実際に主な書店に届くのは4月中旬と考えます。
トーハンは4月9日、日販は4月11日に書誌(目録情報)がアップされております。
ちなみに、全国官報販売協同組合のホームページでは、読書工房を読売工房と誤記されていました(4月5日現在)。
下記は本書が購入できるサイトへリンクされます。
  1.  ビーケーワンで詳細を見る
  2. Amazon.co.jpで詳細を見る
  3.  全国書店ネットワーク「e-hon」で詳細を見る
  4. ブープルで詳細を見る
  5. セブンアンドワイで詳細を見る
  6.  紀伊國屋書店で詳細を見る
  7.  JBOOKで詳細を見る

本書については既にブログで取り上げている他、詳細は下記のページに掲載しております。
  1. 3月29日のブログ記事
  2. 「盲ろう者への通訳・介助」の詳細と目次など
大阪府立図書館紀要 第37号 2008(平成20)年3月31日発行に「盲ろう者へのパソコン支援」を執筆しました。
大阪府立図書館紀要」は1964(昭和39)年12月に創刊されました。1998年の発行以降、暫く発行されませんでしたが、2006年に再刊され、大阪府立図書館ホームページにその全文が掲載されています。
今回、執筆した「盲ろう者へのパソコン支援」(P.35-43)では、2001年からの大阪府立中央図書館での盲ろう者へのパソコン個別支援(およそ15例)、2002年度から継続している盲ろう者向けインターネット講習会(初級講座、中級講座)について詳しく紹介しています。
視覚と聴覚の両方に障害のある盲ろう者にとって、パソコンを使いこなせるようになることは非常に大きなことです。電子メールやインターネットを使いこなせるようになることで家族や通訳者を介さずに直接情報の取得が可能となります。
盲ろう者にとってパソコンを使いこなせるようになるには相当な努力が必要ですが、自ら情報を得られるように、みなさん日々努力されています。
「大阪府立図書館紀要」は下記のページで全文が公開されております。(PDF形式)

このアーカイブについて

このページには、2008年4月以降に書かれたブログ記事のうち盲ろう者カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは盲ろう者: 2008年3月です。

次のアーカイブは盲ろう者: 2008年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。