2009年8月アーカイブ

情報科学技術協会が月刊で発行する会誌『情報の科学と技術』 Vol. 59, No.8(2009年8月号)の特集は「情報バリアフリーとしてのユニバーサル・サービス」です。
情報科学技術協会のホームページには日本語と英語の抄録が7月31日に、掲載されました。
この中で私は「情報障害のある人への支援の現状と課題 -視覚と聴覚の両方に障害のある人(盲ろう者)へのパソコン支援を中心に-を執筆しました。(P.378-384)
この論文では、盲ろうとはどういう障害か、盲ろう者のパソコン環境、大阪府立中央図書館などでの筆者のパソコン利用支援の経験やそれらを支援する人たちの養成、米国での盲ろう者の状況などを紹介し、日本で今後、必要な支援や求められていることについて書いております。
この他、特集では、図書館サービスにおけるユニバーサルデザイン、出版メディアにおけるユニバーサル・デザインの現状、戦後日本における障害者法制の軌跡、図書館の多文化サービスについて、公共図書館における障害者サービスの動向と現状、の全部で6つの論文が掲載されています。
『情報の科学と技術』は、多くの公共図書館や大学図書館などで購入している他、個人で希望する場合はこの号だけの購入も可能です。直接、会誌・出版物購入のお申込み 情報科学技術協会 INFOSTAにお申込ください。情報科学技術協会の会員の人の価格は1,307円、一般の人の価格は1,743円です。申込みは上記のページの会誌バックナンバーのところに「2009年 59巻 8号 1冊」のように記入すれば申し込めます。
なお、CiNii(NII論文ナビゲータ)で、CiNii会員は雑誌が発行されて3ヶ月後から、それ以外の人は論文の全文を6ヶ月後から読むことが可能です。
CiNii - 情報の科学と技術

このアーカイブについて

このページには、2009年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年6月です。

次のアーカイブは2009年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。