■DOSへの組み込み
基本的には、CONFIG.SYSというファイルでドライバを組み込み、AUTOEXEC.BATでMSCDEX.EXEを呼ぶことで、CDROMドライバを使えるようにします。
CDROMドライバとしてOAKCDROM.SYSを使う場合は、CONFIG.SYSの記述は下記のようになります。
DEVICEHIGH=OAKCDROM.SYS /D:CD001
(DEVICE=OAKCDROM.SYS /D:CD001とする場合もあります。)
OAKCDROM.SYS以外のドライバを使うときは、この部分はそのドライバを指定しなければなりません。メーカーサイトからドライバを調達したときは、たいてい説明が付属するはずです。その説明にCONFIG.SYSでの指定の仕方が書いてあるはずなので、それに従ってください。
ただ、1点、/D:CD001という部分は、このとおりにしてください。
これはCDROMドライブに名前をつけています。CD001と呼ぶよ、と指定しています。
そして、この名前を使い、AUTOEXEC.BATでMSCDEX.EXEを実行するとき、
MSCDEX.EXE /D:CD001 /L:M
などとするのです。
これは、CD001として組み込んだCDROMドライブをドライブMとして使えるようにする、という意味です。
だからCD001である必要はないのですが、CONFIG.SYSの/D:指定と、AUTOEXEC.BATの/D:指定が同じ名前でなければなりません。
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