MLの皆様、はじめて投稿します。 アメディアの望月優と申します。 私も、会社で販売していることもあって、プレクストーク・ポータブルレコーダー をよく利用しています。 皆様のご指摘のように、録音の際に多少不具合がありますが、私自身はとても便利 に録音機として利用しています。 そこで、ちょっとおせっかいぎみな内容になってしまいますが、いずれアメディア のホームページに載せようと考えていて、今下書き中の文章の一部を以下に貼り付 けます。 以下、乱文にて失礼します。 ● 録音・編集時のメディアの使い分けのアドバイス 1. 録音の際には、なるべくカードに録音すること。 カードの方がCDよりもエラーがおきにくいので、録音する際には、カードにま ず取ることをお勧めします。 しかも、内蔵マイクからの録音の際には、カードに録音すれば、CDの動作音は 入りません。 その中で、長期に保存しておきたいものをCDRにバックアップする方式が便利 です。 最初にCDRに録音すると、バックアップを取る際には、カードにバックアップ を取ってからまたそれを別のCDRに戻しバックアップを取ることになります。 最初にカードに録音してあれば、CDRを差し替えるだけで、何枚ものCDRに 連続的にバックアップを取ることができます。 2. CDRWではなく、CDRを使うこと。 CDRWは、使えるブランドが多くありません。 CDRの場合には、ほとんどのものが使えます。 また、1枚のCDRWを何回も使用していると、指が記録面に触れてしまい、面 が汚れたためにエラーが出ることがあります。 この原因でのエラーの場合には、布できれいに汚れをふき取ることにより復旧し ますが、このことからも、消したり録音したりを何会も繰り返す媒体としては、カー ドを利用することをお勧めします。 3. CDRは、まとまりごとにファイナライズをしておくこと。 メニューの中のメディア管理の中のCDファイナライズの選択の中に、 ・追記可能 ・追記禁止 の2通りの方法があります。 ・追記可能 でファイナライズすると、そこまでの録音が1タイトルとして確定されますが、次 に別のタイトルを作成して録音したり、カードから別のタイトルを追記バックアッ プを取ることができます。 また、一度ファイナライズしたデータはパソコンでアクセスすることができます ので、万が一の場合に、そこまでのデータは復旧できる可能性が高くなります。 なお、 ・追記禁止 でファイナライズすると、そのCDRは完全確定版となり、それ以上は録音できな くなります。 4. カード・アクセス時にエラーが出たとき 特に、電源投入時にカードを見にいったとき、「再生できないカードです」とい うエラーが出ることがしばしばあります。 このときには、 ・いったん電源を切る。 ・カードを一度外してからまた差し込む。 ・電源を再び入れる。 の操作で、ほとんどの場合復旧します。 メディア対象をカードにしたままで電源を切ったときに上記のエラーがよく出ま すので、電源を切る時に、メディア対象を「ディスク」にしておくことをお勧めし ます。 (2または8のキーで「めでぃあ選択」、4または6のキーで「ディスク」を選び ます。) ですので、使用時は、いつもカードとディスクを1枚ずつセットしておくことを お勧めします。 5. カードは満杯まで録音しないこと。 カード上に目いっぱい録音すると、それ以後編集できなくなります。 無理に編集しようとすると、データを壊してしまう恐れもあります。 ですので、カードには目いっぱい録音せず、あるまとまりになったらCDRにバッ クアップを取って、カード側は消去して次の録音の準備に備えることをお勧めしま す。 6. 編集はカード上で行うこと。 フレーズやセクションの切り取り・コピー・貼り付けなどの編集作業を行う場合 には、カード上で行うことをお勧めします。 DAISYデータでの編集は、実際には制御ファイルを書き換えているだけで、 最初に録音した素材はMP3データまたはWAVデータとしてそのままメディア上 に残っています。 ですので、保存するディスクの上で編集作業を行うと、消したはずの部分などが そのままそのメディア上に残っており、パソコンでデータそのものを聞いてみると、 なくなっているはずのゴミデータの部分も聞けてしまいます。 よって、 ・カードに録音する。 ・カード上で編集する。 ・編集が終わったタイトルをCDRにバックアップし、そのCDRを保存版とする。 というやり方をお勧めします。 7. WAVデータを得たいときには、必ずカードで録音する。 録音設定の中のカスタム設定を選ぶと、音質の設定として、 ・MP3 16キロ ・MP3 32キロ ・MP3 64キロ ・MP3 128キロ ・PCMステレオ の5種類の中から選択することができます。 ・PCMステレオ に設定して録音すると、録音ボタンを押してから再生/ストップ・ボタンで録音を 停止するまでが1つのWAVファイルとしてメディアに記録されます。 このタイトルをカードからCDRにバックアップして、CDRをファイナライズ すれば、WAVファイルをパソコンから取り出すことができます。 なお、WAVファイルは、メディア上の BOOKDIR0 BOOKDIR1 などといったフォルダにナンバリングされたファイル名で保存されています。 私の経験上、「PCMステレオ」の設定でCDRに直接録音すると、一応録音が 取れたように見えますが、WAVデータとしては不正なデータになっています。 ----- アドバイスここまで----- アメディア・プレクストーク・ページ http://www.amedia.co.jp/product/plextalk/index.htm 望月優 メール・アドレス:moch@amedia.co.jp 株式会社アメディア http://www.amedia.co.jp/ TEL:03-5286-7511 テレホンサービス:03−3202−4730
Received: from smtp.basil.ocn.ne.jp (basil.ocn.ne.jp [211.6.83.146]) by sl.sakura.ne.jp (8.12.6p3/8.12.6) with ESMTP id i3I0QUCu022050 for <windows@sl.sakura.ne.jp>; Sun, 18 Apr 2004 09:26:31 +0900 (JST) (envelope-from yuu-moch@basil.ocn.ne.jp) Received: from r7g1f8 (p37114-adsau12honb2-acca.tokyo.ocn.ne.jp [61.127.150.114]) by smtp.basil.ocn.ne.jp (Postfix) with SMTP id 8FD1D3A73 for <windows@sl.sakura.ne.jp>; Sun, 18 Apr 2004 09:26:30 +0900 (JST) From: 望月優<yuu-moch@basil.ocn.ne.jp> To: windows@sl.sakura.ne.jp Subject: [windows:18518] Re: PTR1 ポータブルレコーダーのエラーで読めな くなったデータについて In-Reply-To: <000b01c42454$48c5ec80$0201a8c0@desktop2> X-AppName: UNIMAIL Ver.1.63(128) Date: Sun, 18 Apr 2004 09:34:39 +0900 Message-ID: <fe6f16a7911a.11d8@basil.ocn.ne.jp> X-Mailer: InternetPost for Active Platform 1.0.80.10008 (Runtime Edition) MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Sender: owner-windows X-ML-Sequence: 18518 X-ML-Name: windows Precedence: bulk Reply-To: windows@sl.sakura.ne.jp |