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メーリングリストアーカイブ [記事番号:18345]

[windows:18345] Re: Excelのフィルタ機能について

31 March 2004


岩本です　こんにちは

| 使用環境はExcel2000でスクリーンリーダーはPC-Talker5.2です。

手元に同じ環境がないのですが、

| この環境でExcelのフィルタ機能を音声で使うことは可能

です。音声というか、キーボードでというべきかもしれません。しかし、

| 実行したいことを具体的に書かせていただくと、A1からA500のセルに何種類かの
| 項目がランダムに記載されていて、その中からある1種類の項目が幾つあるかを
| 抽出したい

だけであれば、フィルターではなくCountif関数を使ったほうがいいように思います。

書式は、

=countif(範囲,検索条件)
です。これで、指定した範囲内で検索条件に一致するセルを数えて返します。今回の場合ですと、

=countif(a1:a500,探したい項目の名前)

という式を、どこか任意のセルに書きます。なお、式を書いたそのセルが移動することも考慮して、F4などで範囲部分を絶対参照にしておくといいでしょうね。


あとは、これはちょっとスマートではないかもなのですが、その列全体にソートをかけてしまうという手もあります。項目ごとに並び変わりますので、それを数えれば一応いくつあるかはわかりますよね（笑み）。

もしもフィルタを使うという場合は、次のように。

１．a1:a500の上に何行か空行を挿入します。とりあえず４行ほどでいいと思います。

＊この状態で表の先頭はセルa5です。

２．もし、この表に見出しがついていないときは、適当なものをセルa4に書き入れてください。

３．見出しをセルa1にコピーします。あらかじめ見出しがついているときはセルa5を、新しく書き入れたのであればセルa4をコピーします。

４．抽出したい項目名＝キーワードをセルa2に書きます。表中からコピーしてくるのがいいと思いますが、重複の心配がなければ先頭文字だけでもかまいません。

５．カーソルが表中にあることを確認します。なければ移動してください。つまり、a4（見出しを追加した場合）からa500までのどこかにおいてください。

６．オルトメニューの「データ」から「フィルタ」「フィルタオプションの設定」へ行きエンターします。ショートカットは、オルト＋ｄ→ｆ→ａです。

＊ここでもし「表として認識できない、表先頭セルを見出しにするか」との問い合わせが出たらＯＫしてください。

７．先ほどカーソルを表中においたことで、すでにリスト範囲は決定していますので、検索条件となるa1:a2を「検索条件範囲」に書き込みます。なお、わたしのXPReader4.5では、この部分のキーエコーが出ません。

＊選択範囲内／指定した範囲かを選べますが、ここは選択範囲内のままにしておきます。
＊重複するレコードの扱いなども設定できます。

８．ＯＫします。

以上で表にフィルタがかけられた状態になります。ただし、行番号はフィルタがかけられる前のままですので、ランダムなデータですと音声環境下で数えるのは面倒です。どこかにカット＆ペーストしてみるのが楽でしょうね。

なお、フィルタを解除するときは、先ほどの「データ」「フィルタ」から「全て表示を選択してエンターします。ショートカットは、オルト＋ｄ→ｆ→ｓです。


岩本

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Date: Wed, 31 Mar 2004 04:40:26 +0900
From: kji@pobox.com (IWAMOTO Kenji)
To: windows@sl.sakura.ne.jp
Subject: [windows:18345] Re: Excelのフィルタ機能について
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