大谷さんMLの皆様こんにちは、横浜の川瀬です。 いつも、ありがとうございます。 オオヤ トシオ <kurinon@cronos.ocn.ne.jp> Wrote: > > MEについては、D2Fを知るまではシステムの復元を用いていました。ただ、 > このMEのシステムの復元には満足できませんでした。「不具合を抱えている現状 > よりましか」と言った感じでした。身近のXPユーザーの話を聞いたり、又、 > このメーリングでも時折話題になっていますが、XPのシステムの復元はかなり > 機能アップされているように受け止めています。 > > バックアップソフトを使う事も良いでしょうが、XP環境の場合、高い精度で > 復元ができるのでしたら、このシステムの復元機能を有効利用するのも > 一つの方法ではないでしょうか?MEのシステムの復元機能からすれば、羨ましい > 限りです。バックアップソフトを使っての復元方法と同時に、どなたかこの > XPのシステムの復元の精度の程度についてお話をお聞かせいただければ、現在 > XPを使用している人たちにとってバックアップソフトとは、また別の有効な > 手立てになるのではないでしょうか? > 私は、パソコンを始めた最初の9ヶ月ほど、 MEを使い、その後XPに乗り換えていますが、 MEを使っていた頃は、D2Fを使って いたことと今以上に初心者であったため、 MEとXPの復元機能を比較した場合 どれほど制度がアップしたかについては 正確には答えられませんが、おそらく 大差は無いと思われます。 つまり、あくまでレジストリが中心で (それだけでもないようなのですが) D2Fのように、制度の高いバックアップ、 ならびに、リストアはできません。 それで、XPを使用されている方も、 バックアップとリストアを行うための ソフトの必要性を、感じているわけです。 そこで、本当は問題なのかもしれませんが、 以下にXPのヘルプの内容を貼り付けます。 参考にして下さい。 システムの復元とはシステムの復元は、次の処理を行います。 コンピュータを以前の状態に復元する システムの復元は、変更が行われる前に復元ポイントを作成することによって、 いつでも、また特定の間隔で、コンピュータへの変更を自動的に追跡します。復 元ポイントには、コンピュータの状態が格納されます。 たとえば、プログラム ファイル (拡張子が .exe や .dll のファイルなど) を誤 って削除したり、プログラム ファイルが破損した場合、そのような変更が発生す る以前の状態にコンピュータを復元できます。 既定では、システムの復元は、コンピュータ上のすべてのパーティションおよび ドライブを監視および復元します。CD-ROM やフロッピー ディスクなどの配信メ カニズムによって行われるすべてのアプリケーションまたはドライバのインスト ールも監視されます。 ごくまれに、復元処理中に、既存のフォルダと同じ名前のフォルダが復元される ことがあります。システムの復元では、既存のファイルの上書きを回避するため に、フォルダ名に数字のサフィックスを追加して、フォルダ名が変更されます。 個人用ファイルを失わずにコンピュータを復元する システムの復元を使用しても、個人用ファイルやパスワードが失われることはあ りません。ドキュメント、電子メール、メッセージ、ブラウザの履歴、最後に指 定したパスワードなどの項目は、システムの復元で以前の状態に戻すときに保存 されます。 システムの復元は、マイ ドキュメント フォルダにあるファイルを復元しないこ とで、個人用ファイルを保護します。また、.doc や .xls など、一般的なデータ ファイルの拡張子を持つファイルも復元しません。個人用ファイルの拡張子が一 般的なデータ ファイルのものかどうか確信が持てない場合で、それらのファイル にシステムの復元処理を適用しない場合は、それらのファイルをマイ ドキュメン ト フォルダに保存します。 復元ポイントを作成してからプログラムをインストールした場合、復元処理の一 環として、そのプログラムがアンインストールされる場合があります。そのプロ グラムによって作成されたデータ ファイルは削除されません。ただし、そのファ イルを再び開くには、プログラムを再インストールする必要があります。 過去 1 〜 3 週間の復元ポイントを格納する 保存される復元ポイントの実際の数は、コンピュータ上での活動の多さ、ハード ディスク (Windows XP Home Edition フォルダを含むパーティション) のサイズ、 およびシステムの復元の情報を保存するためにコンピュータで割り当てた空き領 域によって異なります。「システムの復元の設定を変更するには」を参照してく ださい。 復元ポイントに関連する日付を特定する システムの復元を実行すると、復元ポイントのある日付を簡単に特定できるカレ ンダーが表示されます。毎日コンピュータを使用しない場合は、復元ポイントの ない日付が存在する可能性があります。コンピュータを頻繁に使用している場合 は、復元ポイントが毎日存在していたり、複数の復元ポイントのある日付も存在 する可能性があります。 すべての復元処理を元に戻す コンピュータを復元した後に、コンピュータの状態が希望するものでなかった場 合は、復元処理を元に戻すか、別の復元ポイントを選択することができます。成 功した復元処理はすべて元に戻せます。失敗した復元処理はすべて、システムの 復元によって自動的に元に戻されます。 複数の種類の復元ポイントを提供する 次の一覧は、復元ポイントの種類と、その各種類の復元ポイントがシステムの復 元によってどのように処理されるかを示します。 最初のシステム チェックポイント Windows XP Home Edition にアップグレードした後で初めてコンピュータを起動 するとき、または新しいコンピュータを初めて起動するときに、このチェックポ イントが作成されます。この復元ポイントを選択すると、Windows XP Home Edit ion およびプログラムはこの時点の状態に戻ります。データ ファイルの拡張子 (.doc、.htm、.xls など) を持つファイル、およびマイ ドキュメント フォルダ 内のファイルは、復元されません。 システムの復元で、古い復元ポイントをすべて削除して新しい変更のための領域 を確保する必要がある場合、新しい復元ポイントが作成され、その復元ポイント から復元ポイントの作成が再開されます。 システム チェックポイント システムに変更が加えられていなくても、定期的に復元ポイントが作成されます。 システムの復元では、次の間隔で復元ポイントが自動的に作成されます。 カレンダー時間で 24 時間ごと または コンピュータの電源が入っている状態で 24 時間ごと 24 時間以上コンピュータの電源が入っていない場合、次にコンピュータの電源を 入れたときに、復元ポイントが作成されます。スケジュールどおりに復元ポイン トが作成されるためには、コンピュータが数分間アイドル状態になる必要があり ます。 スケジュールされた復元ポイントを選択すると、Windows XP Home Edition およ びプログラムはその時点の状態に復元されます。データ ファイルの拡張子 (.do c、.htm、.xls など) を持つファイル、およびマイ ドキュメント フォルダ内の ファイルは、復元されません。 プログラム名のインストール復元ポイント InstallShield および Windows XP Home Edition インストーラなどの最新のイン ストーラを使用してプログラムをインストールすると、システムの復元によって 復元ポイントが作成されます。この復元ポイントを使用して、システムに加えら れた変更を追跡したり、プログラムをインストールする前の状態にコンピュータ を戻すことができます。 この復元ポイントを選択すると、インストールされたファイルとレジストリ設定 が削除され、インストールによって変更されたプログラム ファイルとシステム ファイルが復元されます。データ ファイルの拡張子 (.doc、.htm、.xls など) を持つファイル、およびマイ ドキュメント フォルダ内のファイルは、復元され ません。 特定のインストーラを使わないプログラムによって加えられた変更を元に戻すに は、プログラムがインストールされた日付に一番近い復元ポイントを選択します。 Windows XP Home Edition 自動更新機能の復元ポイント Windows XP Home Edition の自動更新で更新ファイルをダウンロードすると、そ の更新ファイルをインストールする前に復元ポイントが作成されます。コンポー ネントをダウンロードしてもインストールしない場合は、復元ポイントは作成さ れません。コンポーネントのインストールが開始された場合に限り、復元ポイン トが作成されます。この復元ポイントは、システムに加えた変更を追跡したり、 更新内容がコンピュータ上のほかの製品と競合する場合に使用します。 手動で作成された復元ポイント [システムの復元ウィザード] を使って、手動で復元ポイントを作成することがで きます。作成した復元ポイントは [復元ポイントの選択] 画面に作成された日付 と時間と共に、指定した名前で表示されます。コンピュータが機能しているとき、 またはプログラムをインストールするなどしてコンピュータの動作の変わる可能 性がある変更を行う前に、復元ポイントを作成できます。 復元操作の復元ポイント 復元を行うたびに、コンピュータに変更が加えられます。システムの復元では、 変更および復元を追跡するために、復元操作の復元ポイントが作成されます。復 元を取り消すために、[システムの復元ウィザード] の [復元ポイントの選択] 画 面で復元処理の復元ポイントを選択できます。 署名されていないデバイス ドライバの復元ポイント Windows Hardware Quality Lab (WHQL) によって署名または保証されていないド ライバをコンピュータにインストールしようとすると、システムの復元によって 検出され、直ちに復元ポイントが作成されます。ドライバをインストールするこ とでコンピュータに好ましくない変更が行われた場合、その変更を取り消すため に、[システムの復元ウィザード] の [復元ポイントの選択] 画面で復元ポイント を選択して、ドライバをインストールする前の状態にコンピュータを復元できま す。 注 プログラムをインストールする前の復元ポイントに復元すると、復元後は、その プログラムは機能しなくなります。そのプログラムを再び使用するには、プログ ラムを再インストールする必要があります。 プログラムのアンインストール処理の代わりにシステムの復元を使用することは できません。プログラムによってインストールされたファイルを完全に削除する には、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除]、またはプログラム自 身のアンインストール プログラムを使って、プログラムを削除する必要がありま す。[プログラムの追加と削除] を開くには、[スタート] ボタンをクリックし、 [設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックし、[プログラムの追 加と削除] をダブルクリックします。 システムの復元では、リダイレクト フォルダの内容または移動ユーザー プロフ ァイルに関連付けられた設定の内容は、監視または復元されません。 監視するよう構成されたパーティションやドライブだけが監視および復元されま す。リダイレクトされたまたは除外されたパーティションやドライブに対しては 行われません。 システムの復元の詳細については、「システムの復元の概要」を参照してくださ い。[システムの復元ウィザード] については、「[システムの復元ウィザード] を使用する」を参照してください。 川瀬康裕 kawase@giga.ocn.ne.jp
Received: from smtp.giga.ocn.ne.jp (giga.ocn.ne.jp [211.129.14.85]) by sl.sakura.ne.jp (8.12.10/8.12.6) with ESMTP id h8U911hU065511 for <windows@sl.sakura.ne.jp>; Tue, 30 Sep 2003 18:01:01 +0900 (JST) (envelope-from kawase@giga.ocn.ne.jp) Received: from Dell4500 (p4117-ipad26hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp [219.114.13.117]) by smtp.giga.ocn.ne.jp (Postfix) with SMTP id F3ADB12F0 for <windows@sl.sakura.ne.jp>; Tue, 30 Sep 2003 18:00:59 +0900 (JST) Date: Tue, 30 Sep 2003 18:01:01 +0900 (JST) From: 川瀬康裕<kawase@giga.ocn.ne.jp> To: windows@sl.sakura.ne.jp Subject: [windows:16067] Re: XPのシステムの復元機能の精度について Message-Id: <200309301801.9HAZGFYZ@giga.ocn.ne.jp> In-Reply-To: <200309301244.VQ6KYDXD@cronos.ocn.ne.jp> References: <200309301244.VQ6KYDXD@cronos.ocn.ne.jp> MIME-Version: 1.0 X-Mailer: MM-Mail Ver2.10 [WinXP] PC-Talker XP 6.01 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Transfer-Encoding: 7bit Sender: owner-windows X-ML-Sequence: 16067 X-ML-Name: windows Precedence: bulk Reply-To: windows@sl.sakura.ne.jp |