柳本さん、武本さん、みなさん、こんにちわ。Kitoです。 かなり長文になります。暇なときに興味のある人だけ読んでください。 柳本さん、リストア試験ありがとうございます。ご苦労さまでした。 実は、柳本さんの詳細な報告が届いたとき、わたしもリストア試験をは じめたところでした。 というのは、柳本さんが、ブータブルCDなんだからそこからリストアで きなければ意味ないではないか、とおっしゃっているのは、もっともなの です。 > 私の疑問は、フォーマットされたハードディスクにどうやってCD-ROMド > ライブが認識たれるだろうかと言うことなんです。 という武本さんの疑問についていえば、ATAPI,USB接続なら機器の認識は BIOSレベルで行います。そしてドライバは、ブートイメージに入れるのが 普通でしょう。ただSCSI接続だと、こうはいかない場合があると思います。 ところが、武本さんのご指摘をぼんやり考えているうちに、そう単純に 割り切れないかもしれないぞと思いはじめました。 つまりソフトウェアライセンスの問題です。 これはB'z GOLDの将来のバージョンにも関係してくることなので、少し 書かしていただきます。 詳しくは書きませんが、ブータブルCDを作り、そこから自由にリストア できるなら、XPのライセンス認証の1部分はクリアされてしまいます。 だからB'z社のようなライティングソフトメーカーは、マイクロソフト社 から訴訟を提起される場合にそなえて、リストアになんらかの制限を加え ている恐れがあります。 以下は想像ですが、制限をかける方法は2つあるだろうと思います。 ひとつはHDDに、Windowsの正規ユーザーをを示すなんらかのファイルが 存在するかどうかを確かめる方法です。 他のひとつはマシンやドライブを調べ、バックアップ時と同じ構成でな ければリストアを許さない方法です。 前者を採用している場合、武本さんがおっしゃているHDD上のファイルが 意味をもってきます。そしてシステムのバックアップ用としては使うのは かなり苦しいでしょう。一部分が壊れた場合はリストアできる可能性はあ るものの、全面的に壊れたらリストアできませんから。 というわけで、これはテストしなければわからないと思いました。 それでテストをはじめたわけです。B'z Recorder Gold5 Basicが手元に ありましたから。柳本さんに教えられるまで、これでHDDのバックアップが 可能なのを知りませんでしたけど(泣き笑い)。 テストに使ったOSはXP Home Edtion。 MSDNからの配布版ですが、中身は通常のものと基本的に変わらないと思 います。 で、結果は柳本さんが報告してくださったとおりです。 フォーマットしたところへ問題なくリストアできました。制限をまった くかけていないような動作でした。(別マシン、別ドライブにリストアし てみると、制限が出てくるかもしれません)。 難点も柳本さんが報告してくださっています。 > ここからrestoreを開始します。一枚目のメディアを入れてパソコンの電 > 源を入れると英語のメッセージが出るようです。私のパソコンは一台の > HDDを二つに分割していますので、1か2のうちどちらのドライブに > restoreするのかを聞いてくるようです。 はい、そのとおりです。 メッセージではなく独自の画面を描画しています。 番号はの振り方はよくわかりません。特殊な構成をしているマシンでテ ストしたためです。通常は、 1 第1ドライブの第1パーティション 2 第1ドライブの第2パーティション 3 第2ドライブの第1パーティション 4 第2ドライブの第2パーティション というようになるのではないかと想像しますが、確実ではありません。 少なくとも、わたしのマシンでは、リストア先として選択できないパー ティションがいくつか出て、こうはなりませんでした。 またドライブやパーティションが多数ある場合は、PageUp,PageDownキー で画面を切り替える必要があります。 ドライブ構成が複雑な場合、ここはだれかの目を借りる必要があるかも しれません。 この画面でリストアをキャンセルすることができます。キャンセルはESC キーです。ESCを押すと、本当にキャンセルするのかと聞いてくるので、Y を入力してENTERです。そのあとなにかキーを押すとDOSプロンプトになり ます。(電源を切ってしまってもいいと思いますが)。 > さらにドライブ1はアクティブなドライブだけど本当 > にいいの?というようなメッセージが出るようです。 はい、まったくそのとおりです。 アクティブになっている基本区画にリストアしようとすると(通常はそ うですが)、そういうメッセージがでるようです。 ここはENTERを押せばクリアできます。 > 二枚目を入れてトレイを挿入して、更に何かのキー入力を促している > ようです。私はトレイを入れた後、エンターキーを押しました。 これは気がつきませんでした。 他の仕事をやりながら別マシンでテストしていたので、メディアをほり こんでおいたら、時間がたつと勝手にメディア認識して、処理を続行して くれたように思います。 それとも、手の癖でENTERを押したかなあ(頼りない話)。 > 注意が必要なのは最後のメディアのrestoreが終了した時点です。これは > トレイが出てきません。ドライブのモーター音が停止したのを確認して > 手動でトレイを出さなければいけないようです。「push anykey]のメッ > セージが出ているそうですから、何かキーを押すと A:>の状態になるよ > うです。 これもそのとおりです。 終了時は、画面に、終了したのでなにかキーを押してくれという意味の メッセージが出るだけです。目が借りられないときは、CDRの音に注意をし ていなければならないでしょう。CDRの音が完全にとまってから10分ほど待 つのが無難かもしれません。CDRからデータを読み込んだあと、メモリ上で なんらかの処理をする場合もあるかもしれませんから。 終了したと判断したら、任意のキーを押さなければなりません。それで、 DOSプロンプトになります。 そこからは電源を切ってもいいし、CTRL+ALT+DELで再起動してもいいで す。 前の投稿で柳本さんがお書きになっている、 > 蛇足ながら、BS recorder では作業メニューの選択は原則としてマウ > スでないとできそうにありませんでした。それで「マジックスペル」を > 使って操作しています。また、エクスプローラ風のコピー元の指定もマ > ウスのドラッグ操作が必要ですので、これもマジックスペルのお世話に > なっています。これについてはこのMLの過去の投稿を参照して下さい。 > なお、このHDDのバックアップについてはMLに投稿した通りですので、マ > ジックスペルの必要はありません。 ということを考えあわせると、このB'z Recorder Gold5はシステムのバ ックアップ用として勧められます。しかし、他の基本的な機能において、 視覚障害者が使いにくいところあるということなので、わざわざ購入する のはどうか、ということになるのでしょうか。 もっとも、最新バージョンの、B's Recorder GOLD7 BASICは、ダウンロ ード販売の価格が3360円となっています。システムのバックアップツール と割り切り、この値をHD革命4などと比較すると、かなり割安感があると もいえます。 ただ、ここで最初のソフトウェアライセンスの問題に戻ります。 ソフトウェアライセンスの問題が出て、B's Recorder GOLD7、あるいは 将来のバージョンで、HDDバックアップ機能に制限がかかるということがあ るかもしれません。 そのあたりを注意しておく必要があると感じました。 以上、長文失礼しました。 2003年9月24日(水) Kazuhiro Kito <k-kito@kazusoft.com> <http://www.kazusoft.com/>
Received: from hotmail.com (sea2-dav70.sea2.hotmail.com [207.68.164.205]) by sl.sakura.ne.jp (8.12.10/8.12.6) with ESMTP id h8OBOQhU077583 for <windows@sl.sakura.ne.jp>; Wed, 24 Sep 2003 20:24:26 +0900 (JST) (envelope-from zhiro@hotmail.com) Received: from mail pickup service by hotmail.com with Microsoft SMTPSVC; Wed, 24 Sep 2003 04:24:20 -0700 Received: from 143.90.130.55 by sea2-dav70.sea2.hotmail.com with DAV; Wed, 24 Sep 2003 11:24:20 +0000 X-Originating-IP: [143.90.130.55] X-Originating-Email: [zhiro@hotmail.com] From: "Kazuhiro Kito" <zhiro@hotmail.com> To: <windows@sl.sakura.ne.jp> Subject: [windows:16000] Re: 「まとめる」方針についてのご相談 Date: Wed, 24 Sep 2003 20:24:13 +0900 Message-ID: <000001c3828e$61cd0960$6401a8c0@topazxp> MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp" Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Priority: 3 (Normal) X-MSMail-Priority: Normal X-Mailer: Microsoft Outlook, Build 10.0.4510 Importance: Normal In-Reply-To: <004e01c3827a$032e68e0$62850dd3@compaqcomputer> X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V6.00.2800.1165 X-OriginalArrivalTime: 24 Sep 2003 11:24:20.0783 (UTC) FILETIME=[662F03F0:01C3828E] Sender: owner-windows X-ML-Sequence: 16000 X-ML-Name: windows Precedence: bulk Reply-To: windows@sl.sakura.ne.jp |