首藤@ ASVA です。 当会の運営するメーリングリスト ASPC から、 windows の自動アップデートについて の解説を転記します。参考までに。 なお、 pc-talker を用いて実施可能です。 (以下、無断転載禁止) ---------- さて、今日は昨日の首藤さんのメールにもありました「Windowsの自動更新(Windows の 自動アップデート)機能」について説明をします。 このWindowsの自動更新機能は「WindowsME」から搭載された機能で、「WindowsME」と 「WindowsXP」では標準で設定ができるようになっています。 皆さんがアクセスするのに苦労していると思われる「Windows Updateサイト」ですが、 この機能を使うとWindowsが自動で「重要な更新ファイル」をダウンロードするところま でやってくれます。 従いまして、とても有効な手段なのですが、今まで知らなかった人達のために、今回 良 い機会ですから説明することにしました。 この機能でダウンロードされる「更新ファイルの容量」ですが、小さいものは「数キ ロ バイト」ですが、大きなものになると「数メガバイト」から「数十メガバイト」にもな り ます。 この機能で欠点があるとしたら、それは常にインターネットに接続していなければい け ないってところでしょうか。 つまり「常時接続回線」では問題ないと思いますが、「アナログ回線」や「ISDN回線」 では、かなり辛いと思います。 私の場合は「常時接続回線」になった今でもそうですが、アナログ回線の頃は「手動 設 定」にしていました。 ただし「Windows Update」は必ず実行した方が良いので、まあそれなりに時間はかか り ますが、自動設定にしておいた方が手間がはぶけて良いかもしれません。 そのことは念頭において置いて下さい。 また「Windows98」や「Windows98SE」にはこうした機能はありませんが、「Windows Updateサイト」に自動でアクセスしてくれるプログラムがダウンロード可能です。 長くなりますので、このメールでは「WindowsXP」の自動更新機能の設定方法を説明 し、2通目で「WindowsME」の自動更新機能の設定方法、3通目で「Windows98」と 「Windows98SE」の機能を説明します。 それでは「WindowsXP」での設定を説明します。 WindowsXPに関しては首藤さんメールにも少し書かれていましたが、ここではもう少し 詳しく説明します。 1.Windowsの「システムのプロパティ画面」を表示します。 1-A.「Windowsキー」+「Pauseキー」を同時に押す。 Windowsのデスクトップ画面に「マイコンピュータアイコン」があってもなく ても関係ありません。 1-B.Windowsのデスクトップ画面に「マイコンピュータアイコン」がある人は、そ のアイコンを右クリック→プロパティを選択します。 または「Windowsキー」を押して「スタートメニュー」を表示させます。 ここにも「マイコンピュータアイコン」がありますので、これを選択し右ク リ ック→プロパティを選択しても同じです。 1-C.「Windowsキー」を押して「スタートメニュー」を表示させます。 コントロールパネルアイコンを選択し、リターンキーを押して「コントロー ル パネル画面」を表示します。 「コントロールパネルの画面」が、どのように表示されるかはその人の設定 に よって違うかもしれませんが、WindowsXPの標準である「カテゴリ表示」にな っているのでしたら「パフォーマンスとメンテナンス」を選択しリターンキ ー を押します。 「パフォーマンスとメンテナンス画面」が開いたら、左画面の下から2番目 に 「システム」と読まれるアイコンがありますので、それを選択しリターンキ ー を押します。 「コントロールパネル画面」が「クラシック表示」になっているのでしたら、 同じように左画面の「システム」と読まれるアイコンがありますので、それ を 選択しリターンキーを押します。 以上3つのパターンを書きましたが、どれを実行して頂いても、Windowsの「システム のプロパティ画面」が表示されます。 お勧めは「1-A」のショートカットキーを使う方法です。 これを使えばいくつもの画面を開くことなく、一発でWindowsの「システムプロパティ 画面」が表示されますよ。(にこ) 2.「システムのプロパティ画面」が開いたら、一番上にいくつかのタブメニューが あ りますが、左から6つ目(右から2つ目)に「自動更新」と読まれるタブメニュー が ありますので、「Ctrlキー+Tabキー」でカーソルキーをそこに移動させます。 自動更新画面を開くと「コンピュータを常に最新の状態に保つ(ほかの更新を適 用 する前に、Windows Updateソフトウェアが自動的に更新されることがあります)」 と読まれます。 ここにチェックを付けると自動更新機能が有効になりますが、チェックを外すと 無 効になり、マニュアル設定になりますので、自分で「Windows Updateサイト」に ア クセスしないとWindowsが更新されないと言うことになります。 メーカー製パソコンのWindowsXPをすべて見たわけではないのでわかりませんが、 標準ではここにはチェックが入っていると思います。 「常時接続回線」の人はこのままで良いと思いますが、「アナログ回線」や「 ISDN 回線」の人はここにチェックを付けるか、付けないかは各自で判断して下さい。 「コンピュータを常に最新の状態に保つ」にチェックを付けると、そのすぐ下に あ る「設定」が選択出来るようになります。 ここは、3つの選択しの中から1つを選択できるようになっています。 カーソルの移動には、上下左右の矢印キーを使います。 尚、自動更新に関する詳しい内容は、この画面にある「自動更新に関するヘルプ」 に書いてありますので、視力のある方はこちらを見て下さい。 設定項目は、 1.更新をダウンロードする前に通知し、コンピュータにインストールする前に 再 度通知する。 2.更新を自動的にダウンロードして、インストールの準備ができたら通知する。 3.更新を自動的にダウンロードして、指定したスケジュールでインストールす る 。 ここはインストールをする日付(期間)を設定できるようになっています。 左側に日付を選択する「リストボックス」があり、右側に「時間」を選択す る 「リストボックス」があります。 日付は「毎日」、「毎週月曜」、「毎週火曜」、「毎週水曜」、「毎週木曜」 、「毎週金曜」、「毎週土曜」の中から選択、時間は「00:00」から「23:00」 までの定時が選択できます。 ここは最初から「毎週日曜」、「03:00」が選択されています。 となっています。 尚、ここの番号は便宜上付けただけで、画面では番号はありません。 1を選択すると、Windowsが、Windows UpdateのWebサイト上で、使用しているコ ン ピュータに適用する更新を見つけると、更新をダウンロードする準備ができたこ と を示すメッセージと共に、Windowsデスクトップ画面の下にあるタスクバーの右側 にある「通知領域(起動アイコンがたくさん並んでいる場所です)」にアイコン の 点滅で表示します。 アイコンまたはメッセージをクリックすると、ダウンロードが必要な特定の更新 を 選択できるようになっています。 その後、選択された更新がバックグラウンドでダウンロードされます。 ダウンロードが完了すると、今度はコンピュータに更新をインストールする準備 が できたことを示すアイコンが通知領域に表示されますので、同じようにしてコン ピ ュータにインストールする特定の更新を選択できます。 選択ができたらインストールが始まります。 2を選択すると、Windowsは、使用しているコンピュータに適用する更新を見つけ てバックグラウンドでその更新をダウンロードします。 この作業中に、通知されたり、作業が中断されることはありません。 ダウンロードが完了したとき、そのコンピュータの更新をインストールする準備 が できたことを示すメッセージと共に、先ほどと同じようにアイコンが通知領域に 表 示されます。 利用可能な更新を表示してインストールするには、アイコンまたはメッセージを ク リックします。 クリックすると「インストールウィザード画面」が表示されますので、すぐ下に あ るインストールボタンを押すとインストールが始まります。 尚、同じところにある「詳細ボタン」を押すと「どんなファイルがインストール さ れるのか?」のファイル一覧が表示されるようになっています。 インストールするファイルはここで選択ができるようになっています。 標準では、この2番が選択されています。 3を選択すると、Windowsは、使用しているコンピュータに適用する更新を見つけ 、バックグラウンドでその更新をダウンロードします。 この作業中に、通知されたり、作業が中断されることはありません。 ダウンロードが完了したとき、そのコンピュータの更新をインストールする準備 が できたことを示すメッセージと共に、先ほどと同じようにアイコンが通知領域に 表 示されます。 ここまでは先ほどの2番と同じですが、インストールはすぐにインストールする の か、スケジュールに従ってインストールするのか、を選択できるようになってい ま す。 すぐにインストールしない場合はスケジュールに従ってインストールされます。 設定した日付になるまで、ダウンロードしたファイルは保存されています。 注意することはスケジュールした日付が来ると自動でインストールが始まり、た い ていの場合は、Windowsの再起動が要求されます。 従いまして、インストールが始まる前に「作業途中のファイル」などは自分で保 存 をしておいて下さい。 今回の首藤さんが実行されたのはこの設定です。 さて「Windows Updateサイト」にアクセスして「更新ファイルをスキャンする」を実 行 された方達はわかると思いますが、実行したあと左フレームには次の3つの項目が表示 さ れています。 1.重要な更新とService Pack(数字) 2.WindowsXP(数字) 3.ドライバーの更新(数字) かっこ内の数字はお使いのパソコンに必要な更新ファイルの数を表していますので、 こ こが「ゼロ」なら「更新ファイル」はないと言うことになります。 このWindowsの自動更新機能を使ってダウンロードされるファイルは、1の「重要な更 新とサービスパック」だけですので、2番目にある更新ファイルをダウンロード、イン ス トールしたいと思ったら「Windows Updateサイト」に自分でアクセスして更新ファイル の スキャンを実行しないといけません。 2番目にはWindowsXPの新機能の追加やMS-IMEの新しい辞書などがあります。 3番は「サウンドドライバー」などがありますが、メーカー製パソコンをお使いの場 合 は各メーカーのホームページにアクセスした方が最新のドライバーが手にはいることが 多 いので、各メーカーのホームページにアクセスした方が良いと思います。 またメーカー製パソコンをお使いの人は、メーカー独自のアップデート支援ソフトが イ ンストールされているパソコンがあります。 例えばソニーのバイオシリーズの「2003年春モデル」と「2003年夏モデル」には「バ イ オアップデートソフト」がインストールされています。 これを使うとWindowsXPのアップデートやインストールされているソフトのアップデー トが簡単にできるようですが、私も使ったことがないのでわかりません。 これらはマニュアルなどを見て下さい。 これでWindowsXPの自動更新機能の説明は終わりです。 以下、署名です。 ASVA : http://www.joy.hi-ho.ne.jp/asva/ Y A S: http://nagoya.cool.ne.jp/yas2003/
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