F671iS 補助マニュアル (基礎編) 2003年6月15日更新 新世紀ケアサービス 介護支援専門員 中村 幹夫 E-mail: ja9or@knz.fitweb.or.jp 携帯アドレス: ja9or-n.m21217237@docomo.ne.jp 本マニュアルの内容 「基礎編」 始めに 第1節 一般的仕様 第2節 機能キー等の配列及び基本事項 第3節 着信・通話関係 第4節 文字入力 第5節 電話帳関係 第6節 よく使うメニューの音声呼び出し及びメールアドレスの登録 「メール編」 第7節 メールの読み上げ 第8節 メールの新規作成、返信、転送 第9節 メールに関するその他の事項 「応用編」 第10節 iモードの知識 参考1 携帯リンクの使用について 参考2 通話料及び通信料 お気づきの点、情報等がありましたら、お寄せ下さい。 始めに 新しいらくらくホンUS(MOVA F671iS)が2002年9月6日に発売されました。 オープンプライスなので、取扱店と現在機種の利用期間によって、販売価格が異なり ます。 私が購入したドコモショップでは、 新規購入 13800円 使用1年以上の買い替え 17800円 使用1年未満の買い替え 21800円 プラス消費税で取り扱っていますが、クラブドコモのポイント割引が受けられました。 ポイントは、過去の利用料100円につき、1点ずつ累積される点数です。 1点に付き、通常は2円、クラブドコモの場合は4円割引されるもので、500点 単位で利用できます。 オープンプライスということで、大都市圏では4200円、3500円で新規購入で きる店もあるようです。 50歳以上のシニア割引を実施している店もあります。 普通は、墨字マニュアルとビデオが付属していますが、購入価格を抑えている店の中 には、ビデオマニュアルを付けていないところもあります。 そのほか、点字、テープのクイックマニュアルを注文することができます(携帯から 151、または0120-800-000)。 現在、ナイーヴネットに、F671iS 取り扱い説明書(全8巻)がアップされています。 旧機種と比較して、その特徴及び変更点、主な使い方、音声ガイドのないメニュー等 について説明します。 第1節 一般的仕様 1、形状・色 折りたたみとなったので、縦の長さは短くなりましたが、厚みが増しました (97×52×28mm、110g)。 トラッドシルバー及びエターナルピンクの2色の物が用意されています。 アンテナは、引き出せない固定式ですが、前よりも感度がよくなったと思われます。 2、時間と通信方式 連続待受時間は、約470時間、連続通話時間は、約140分です。 データ通信速度は、9,600bps です。 送信電力は、0.8W で、docomoデジタル方式800MHz を使用しています。 3、ディスプレイ TFTカラー液晶(約2.1インチ、65,536色)を搭載しており、文字 の大きさも12ドットから20ドットに、約65%拡大されました。 4、イラスト標示 新しいメールが届いた時など、受信メールを読む際に使用するボタンの操作 を、画面上にイラストで表示する機能を搭載しています。 5、iモードアクセス iモード使用時の文字が大きくなったので、弱視者のアクセスが非情に改善され ました。 <TABLE>タグを認識しないのか、他の携帯では横スクロールしてしまって読み にくいページも、非情に読みやすく表示してくれるという弱視者の意見もあります。 6、背面ディスプレイ 折りたたんだ状態のフリッパー部上面下方上部に横長の小さな白黒の背面 ディスプレイ(約1.2インチ)があり、新着情報、伝言、時刻の待ちうけ画面 が見られます。背面ディスプレイの上方にも着信ランプがあります。 7、 音声アクセス 本体部分の右側面上部に音声ボタン、本体仮面の右下の少しくぼんだ所に音声 ガイド用のスピーカーがあります。 スピーカーの上方に、リアカバーの外し口とストラップ取り付け部があります。 音声ボタンを押すと、待ち受け状態で日時を読み上げ、同時にディスプレイの証明が 20秒間点灯します。 音声を中断するときも、音声ボタンを用います。 フリッパーを折りたたんだ状態では、音声ボタンを長押ししたときにだけ、日時の 読み上げがあります。 24桁までの数字は位取り読みし、'/'と'.'は、日付読みします。 音声の速さは、5段階切り替えになっています。私は、最速(vdm100w/pc-talker の スピード9相当)で使っていますので、前ほどにじれったく感じることは少なくなり ましたが、ボタンを押してしゃべり始めるまでの時間は、まだ遅くて、気になります。 又、音声発声の「自動」と「手動」とが選べますので、電話番号を音無しで入力する には、「手動」を選びます。 8、音量調節 フリッパー部の左側面下部に回転ボリュームがあり、臨時的に スピーカー音や通話音の音量を6段階調節することができます。 最大、最小に達した所で、ピピピッと警告音が出ます。 終了後は、設定音量に戻ります。 オンボタンと「電話帳」が分かれたので、オンボタンで通話以前に発信音が 確かめられ、通話音の大きさも調節できます。 この回転ボリュームを回したときも、画面が20秒間明るくなります。 9、イヤホン端子 本体左側面下部にイヤホン端子があります。 ここにオプションのスイッチ付きイヤホンマイク(P001)を接続すると、受話口 とスピーカーの音をイヤホンから聞くことができます。 10、アラーム アラームのセットは、音声ガイドで前よりもやりやすくなりました。 アラーム音は、「オフボタン」を押した時停止します。 これ以外の任意のキーを押した時や、フリッパーを閉じた状態で、音声ボタンを押し た時は、30分間、5分ごとに、繰り返しアラーム音がなります。 11、電卓 「電卓」機能は答えを音声で読み上げてくれませんので使えません。 電卓モードでは、「→」が'+'、「←」が'-'、「↑が’×’、 「↓」が’÷’のキーとなります。'='は、「決定」です。 計算は、標準電卓で、関数電卓(乗算・除算優先方式)ではありません。 12、充電 充電する時は、電話本体を水平に卓上ホルダにはめ込みます。 電源が入っているときは、充電開始・完了通知音を発生します。 充電中は、緑色の着信ランプが赤色に点灯します。 充電時間の目安は、約135分ですが、電源投入状態では延長します。 13、暗証番号 iモード暗証番号、端末暗証番号、ネットワーク暗証番号の三つの暗証番号を 持っています。 iモード暗証番号は、メールアドレス登録時等に用います。 端末暗証番号は、ダイヤルロック等に用います。 ネットワーク暗証番号は、留守番電話等のネットワークサービスの契約変更、料金 問い合わせ等に必要です。 この内、端末暗証番号は、利用する携帯電話本体内部に保存されていますが、他の 二つは、ドコモ中央のシステムに記憶されています。 14、携帯電話編集ソフト 携帯リンクVer4.17 http://www.villagecenter.co.jp/soft/ktlink/ http://www.ktlink.jp/pc/ (音声対応)を用いて、パソコンのスクリーンリーダー上で、「メモリーダイヤル ナンバー」「氏名」「電話番号」等を編集することができます。 15、専用データリンクソフト 電話帳当のデータをパソコンに保管する場合等に使用する専用のデータ リンクケーブル及びデータリンクソフトが富士通から発売予定ですが、発売時期及び スクリーンリーダー対応の有無は未定です(0120−176−769)。 16、 携帯電話対応PDA 有限会社エクストラが販売している「ブレイルノート46X携帯電話対応モデル」 は、今回の価格改定に併せて、本機種に対応するよう、機能拡張されました (ハードウエア込みの価格が461000円、ソフトのみの価格が15000円)。 http://www.extrasoft.jp/product_3.html クリエートシステム開発のドキュメントトーカー・モバイルは、今のところ、この 機種には対応していません。 17、参考ホームページ NTTドコモ 公式ページ製品紹介 http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/unique/f671is/f671is.html 絵文字 http://www.nttdocomo.co.jp/mc-user/i/tag/emoji/list.html バリアフリーの情報ページ、毎日新聞「ユニバーサロン」 http://www.mainichi.co.jp/universalon/ 「ゆめの次世代携帯」 http://www.mainichi.co.jp/universalon/sakubun/ http://hpmboard2.nifty.com/cgi-bin/thread.cgi?user_id=VFD02121&disp_no=1 025&log_no=1025&msg_per_page=10&def=10 第2節 機能キー等の配列及び基本事項 充電器はめ込み部を手前、折りたたみの兆番部を上方にして水平に置きます。 1、ディスプレイ、受話口、ワンタッチボタン フリッパー相当部(蓋)を上にあげます。 そうすると、兆番ぶ(開閉機構)より上の部分(フリッパーの部分)の大部分が液晶 カラーディスプレイになっています。 その上方の小部分に受話口、下方の小部分に三つのワンタッチボタンが並んでいます。 受話口の上には、着信ランプがあります。 ワンタッチボタンは、左から1、2、3と配列しています。 ワンタッチで登録している番号にかけることが出来る「ワンタッチダイヤルボタン」 を押すために、わざわざ本体を開かなければならず、これでは、何のための「ワン タッチダイヤルボタン」なのかという肢体障害者の指摘もあります。 2、機能キー (1)兆番より下の本体部分ですが、以前の'1'と'3'の上にあったクリアキーと文字 キーがなくなり、その代わりに、次のようなキーがあります。 左側の列には、上から「メニュー」、「←」、「オンボタン(緑ボタン)」 があり、「オンボタン」と'1'のキーとの間に少し隙間があります。 中央の列には、上から「↑」、「決定」、「↓」、「クリアー」が 並んでいます。「クリアー」と'2'のキーとの間には、それほど隙間はありません。 右側の列には、上から「電話帳」、「→」、「オフボタン(赤ボタン)」が あり、「オフボタン」と'3'のキーとの間には少し隙間があります。 (2)「決定」キーの上下左右にあるカーソルキーは、一つの大きな十字形のキー (マルチカーソル)です。したがって、シーソーのように、「↑」を押せば 「↓」が、「←」を押せば「→」が僅かに持ち上がります。 大きな十字形のキーの左上の隅に「メニュー」、左下の隅に「オンボタン」、右上の 隅に「電話帳」、右下の隅に「オフボタン」、中央に「決定」が位置しています。 「クリアー」は、十字形の大きなキーの↓部の下に独立してあります。 機能キーは、以上7個です。 機能キーの下にテンキーが並び、'0'キーの下に送話口である小さな穴があります。 ジョグダイヤルが「決定」と「↑」・「↓」になったことにより、操作ミスが減るで しょう。 3、電源スイッチ 「オフボタン」を長押し(2秒以上)すると、電源のオフ、オンになります。 電源投入時には、メイクアップ画像が5秒間表示された後、待ち受け状態になります。 4、情報表示 待ち受け状態では、画面左上部の情報表示部に左より、電池残量表示、電池節約 モード表示、受信レベル、iモード通信可能時点灯、アラームセット標示があります。 その下方に、日時表示と新着情報表示があります。 5、待ち受け画面 画像の消費電力を節約するために、未操作時、15秒で待ちうけ画面は暗く なります。 詳細な設定メニューで「画面の消費電力を節約する」を選んで、15秒、1分、5分 を設定することができます。 6、メニュー 「メニュー」を押して、「↑」、「↓」で基本メニューを選び、「決定」 で各項目の中に入ります。各項目に行った先で、「メニュー」を押すと、それぞれ 個別の処理メニューが表示されます。「クリアー」を押すと、一つ手前のメニューに 戻ります(サイト標示状態や編集画面ではもどれません)。 7、メニューの直接アクセス 「↑」は「受信メールのリスト」、「↓」は「着信履歴」、 「←」は「伝言メモ」、「→」は「リダイヤル」を 兼ねています。これらのキーを使えば、「メニュー」を使わなくても、直接 それらの項目に入っていけます。 「←」を長押し(以下、いずれも1秒以上)しますと、伝言メモの起動または 停止になります。 「↑」を長押ししますと、直接、メール作成のメニューに入ります。 又、「決定」を長押しすれば、「iモードを使う」のメニューを表示します。 8、 「オンボタン」と'*'キー メール作成時には、「おんボタン」は「文字キー」として、'*'キーは、小文字 切り替えキーとして働きます。 9、マナーモードとドライブモード '#'キーを長押しすると、マナーモードのおん・おふとなり、'*'キーを 長押しすると、ドライブモードのおん、おふとなります。 いずれも、「決定」を押して、待ち受け状態に返ります。 ドライブモードでは、運転中であることが相手方に告げられ、留守番センターに接続 詞、着信履歴が残ります。 10、自己電話番号の確認 「メニュー」を押して'0'キーを押すと、自分の電話番号(所有者と メールアドレスが書き込まれている場合はこれも)を教えてくれます。 11、お知らせタイマーの利用 待ち受け状態で、1〜60の数字を入力して「メニュー」を押します。 「お知らせタイマーを開始します」とアナウンスがありますので、ここで「決定」し ます。カウントダウンが表示され、1〜60分後にアラームがなり、教えてくれます。 タイマー起動中に着信を受け「オフボタン」で終了すると、タイマーはリセットされ ます。 12、 (ダイアルロック(キーロック)の方法 ただし、これを設定してしまうと、携帯の端末暗礁番号がないと、受信以外の操作が できなくなるので、気をつけてください。 キー操作無効ではなくて、操作をできなくする方法です。 (1) 「メニュー」を押して、「↑」を1回。 (2) 「さらに詳細な設定」といいますので、ここで、「決定」を1回。 (3) ここからは、音声がなくなりますが、このままで、「↑」を5回。 (4) 「決定」を2回でロックされ、錠前マークが表示されます。 このメニューを「音声で呼び出す昨日」に登録しておくと、便利です。 解除の方法は、端末暗礁番号を押して、「オンボタン」を押します。 受話口から、話し中のときの、「つー・つー」という音が聞こえたら、OKです。 端末暗証番号を忘れた時は、携帯電話編集ソフトにより暗証番号スキャンすれば、 知ることができます。 第3節 着信・通話関係 1、新着情報 電話着信時には、情報表示部に着信ランプが点滅します。メール新着時には、 iモード通信可能時点灯部が点滅します。 メールの送受信後、この点滅があっても、データ交換をしていないので、通信料は、 発生しません。 点滅は、約5分後に消えます。 2、着信音 着信音の同時発音数は、32です。音量は、7段階に調節できます。それを肥えると、 ステップトーン(段々大きく)になります。 着信メロディーは、「メニュー」から47個選択できます。 内分けは、固定 ベルパターン 9 固定 メロディー 7 オリジナル着信音(iメロディー) 30 (書き換え可能なメロディーで、このうち1〜6がメロディー付きメールの メロディー保存用) 無音(off) 1 合計 47 着信メロディー選択中に、'#'を長押しするとページアップ、'*'を長 押しするとページダウンします。 3、イヤホンマイク使用時の着信音 着信音はスイッチ付きイヤホンマイクの使用中もイヤホンだけでなく、 スピーカーからも出力されます 4、ワンタッチボタン登録者からの着信 三つのワンタッチダイヤルについて、通話とメールの個別の着信音が簡単に 設定できるようになっていますので、通常着信音と併せて、8個の着信音が設定 できます。しかし、グループごとの設定分けはできません。 この他に、メッセージフリーやメッセージリクエストの着信音を設定することができ ます。 5、受話音量 相手の声の大きさは、「始めに行う設定」で行います。その設定レベルによって、 ボタン確認音及び伝言メモの再製警告音も、同時に変化します。 6、新着メールの読み上げ メール新着時には、「↑」を1回押し、「決定」を2回押します。 メロディー添付されているときは、メロディーの演奏後に音声ボタンを押すと、 メールの読み上げが始まります(自動演奏に設定されている場合)。 他社の携帯から送られたメロディー付きあるいは画像付きメールのメロディーや画像 は、ファイル形式の相違や、受信可能容量オーバーのため、届かないのが普通です (応用編参照)。 7、受信レベルの確認 「オンボタン」を押して、持続的発信音を確認することにより、圏内か圏外か を知ることができます。 8、保留 通話中にフリッパーを閉じて折りたたみますと、「保留」となり、音楽が 流れます。フリッパーを開くと、再通話できます。 9、応答保留 着信中に「オフボタン」を押すと、応答保留となり、相手方にアナウンスが 流れます。「オンボタン」を押すと、保留は解除されます。 10、エニーキー アンサー機能 着信時及び保留時には、「オンボタン」を幼くても、「オフボタン」、「→」・「←」 ・「↑」・「↓」、「メニュー」以外のキーなら、どれを押しても、通話が始められ ます(エニーキー アンサー機能)。 11、イコライザ機能 通話中に「クリアー」を何回か押して、イコライザを5段階に切り替え、 好みの音質を選ぶことができます。 12、ハンズフリー (1)呼び出し中、通話中に「→」を押すと、通話音がスピーカー から出力され、スピーカーホン(ハンズフリー)となります。 (2)電話番号入力後及びリダイヤル・着信・電話帳データ表示状態で「→」を押 すと、通話開始及びスピーカーホンへの切り替えが同時に起こります。 (3)「メニュー」で「詳細設定」の「着信」で、オートスピーカーホンを選択 すると、着信時に最初からスピーカーホンとして働きます。 (4)専用のイヤホンマイク使用時には折りたたんでも保留にならず、ハンズフリー が可能です。 イヤホンマイクのケーブルに、四角いボタンが一つあります。 電話がかかってきたときは、そのボタンを押すと通話できる状態になります。 そして通話が終わったら、もう一度ボタンを押すと、電話を切ることができます。 13、オート着信応答 「メニュー」で「詳細設定」の「着信」でオート着信応答の自動を選択する と、イヤホン装着状態で、着信4秒後に、自動的に通話状態になります。 オート着信応答が設定されていれば、ボタンを押さなくても、自動着信となり、相手 方が通話を終了すれば、こちらも通話終了となります(ハンズフリー)。 14、留守番センター預かりと伝言メモ 電源が入っていない時は、留守番センター預かりのみが働きます。電源が 入っていて、伝言メモと留守番センター預かりの両方が起動している場合は、 呼び出し秒数の短い方が優先します。 伝言メモの呼び出し秒数は9秒(3回コール)に固定されていますので、これより 長い呼び出し秒数が必要な時は、伝言メモを停止し、留守番センター預かりのみの 起動状態とします。 そして、1419 にダイヤルし、必要な呼び出し秒数を設定します。 15、ネットワークサービスの確認 「メニュー」を押して基本メニューから「サービス状況を確認する」の「ネットワー クサービスの利用件数を確認する」に入りますと、センターで預かっている留守番電 話の件数を音声で教えてくれます。 16、クイック伝言メモ 着信中に「←」を押すと、伝言メモが設定されていなくても1回 限りのクイック伝言メモが働きます。 伝言メモが既に3件録音されているときは、働きません。 17、電池切れ 電池切れの際は、アラーム音がなり、1分後に電源が切れます。 「オフボタン」を押すと、アラーム音は、停止します。 通話中の場合は、20秒で通話が切れ、その後40秒後に、電源が切れます。 18、番号通知 非通知設定されていない電話からの電話番号を知ることができます。NTTの公衆電 話及びドコモの自動車電話からの電話は、その旨を知ることができます。 海外着信及び一般電話からの転送サービスによる着信では、番号を知ることはできま せん。 19、メール着信音の変更 メールの着信音を変更するには、メールの詳細設定に入り、「↓」 を3回押して、「決定」を2回押します。 着信音の一覧が出ますので、「↑」・「↓で」着信音を選択し、「決定」します。 続いて、着信音の継続秒数を、01から60の範囲で数字キーで入力し、「決定」 します。そして、「オフボタン」で待ち受け状態に戻ります。 メールの詳細設定に入る方法には、次の二つがあります。 (1)待ち受け状態から「メニュー」を押し、「↓」を3回押し、メール メニューで「決定」します。 ↑を1回押し、詳細設定を選んで「決定」します。 (2)「↑」を1回押して受信メールリストを表示させます。 「クリアー」を1回押してメールメニューを表示させ、「↑」を1回押して 詳細設定を選んで「決定」します。 20、ドライブモードの確認法 マナーモードになっているかどうかは、キークリック音の有無で分かります。 ドライブモードに入っているか確認するには、次の方法があります。 ドライブモードは、'*'の長押しで切り替わります。 ドライブモードでは、充電開始・完了の通知音がなりません。 又、111にダイヤルして着信試験を行なったとき、着信音がなくなります。 111は、ダイヤル後に折り返し電話がかかってくるもので、利用は無料です。 着信音を変えたときやボリュームを変えたときに利用すると、便利です。 21、外部接続端子 外部接続端子(充電コネクタ)をモバイルハンディファックスに接続詞、 詳細メニューの通信でファックスの設定をすると、ファックス受信ができます。 この端子は、パソコンとの接続にも用いられます。 22、キャッチホン キャッチホン契約者の場合、通話中に第三者からの通話を受けるには、「オンボタン」 を押し、その通話を切手前の相手との通話に戻るのには、「オフボタン」を用います。 キャッチホン契約をしていなくても、通話中に第三者から掛かった電話を呼び出し音 で知ることができます。 呼び出し中に、「オフボタン」で現在の通話を終了しますと、着信メロディーが流れ ますので、「オンボタン」を押せば、後で掛けてきた人と通話できます。 第4節 文字入力 1、文字入力の基本 電話帳の名前登録、メールの題名、メールの本文等は、数字キーに割り付けら れた文字をストローク対応で入力します。 2、「→」の機能 「→」は、1文字分右に移動しますので、1回入力でストローク解除、 2回入力でスペース入力となります。 3、入力時の文字モード 一般的には、入力初期文字モードは漢字・ひらがなモードで、文字キー(オン ボタン)を1回押すと全角カタカナに、もう1回押すと半角アルファベット大文字に、 もう1回押すと数字に入力モードが変わり、さらにもう1回文字キーを押すと漢字・ ひらがなモードに戻ります。 ただし、宛先入力時は、初期モードがアルファベット小文字、文字キーである 「オンボタン」を押すと、数字になり、これが交互に切り替わります。電話番号入力 する時は数字入力に固定されています。 4、漢字変換 漢字は、ひらがなを入力した後、1〜数会「↓」を押して変換 し、「決定」します。 ひらがなのままでよければ、そのまま無変換で「決定」します。 「決定」しないで、「オンボタン」で文字の種類を変えようとしても、無効です。 カタカナ・アルファベット・数字の入力には決定操作はいりません。 「決定」後の「→」は、1回押すだけでスペース挿入になります。 5、「クリアー」キーの機能 入力ミスをした時は、「クリアー」を短く押すと1文字消去されます。 「クリアー」を長く押し続けると、入力中の文字が全て消去されます。 6、文字のキー割り付け てんキー 全角ひらがな(全角カタカナも同様)、半角アルファペット、 数字の 順(各ブロックは、ストローク対応) '1' あいうえお ./@~-:_[\]^`{|}. 1 '2' かきくけこ ABC 2 '3' さしすせそ DEF 3 '4' たちつてと GHI 4 '5' なにぬねの JKL 5 '6' はひふへほ MNO 6 '7' まみむめも PQRS 7 '8' やゆよ TUV 8 '9' らりるれろ WXYZ 9 '0' わをんー、。・?!「」HCTS !"#$%&'()*+,;<=>? 0 '#' ゛゜ '*' 小文字変換(アドレス入力モードでは大文字変換) 「注1」'0'キー全角に割り付けられたHCTS は、次の文字を意味します。 H=ハート(iモード専用絵文字) C=時計(iモード専用絵文字) T=電話(iモード専用絵文字) S=全角スペース 「注2」'*' は、仮名入力の再は、前に入力した文字を1文字だけ小文字に直して 効力を終ります。 題名や本文でアルファベットを入力する時は、最初は大文字ですので、小文字にした い文字入力の後で'*'を押します。その効力は、次に'*'を押して、小文字を大文字 にするまで継続します。 宛先入力時のアルファベットは、最初は小文字ですので、大文字にしたい文字入力の 後で'*'を押します。その効力は、次に'*'を押して、大文字を小文字にするまで継続 します。 第5節 電話帳関係 1、着信履歴、リダイヤルデータの登録 着信履歴またはリダイヤルデータの表示状態で「メニュー」を押すと、その データを電話帳に登録したり、履歴から削除することができます。 又、そのデータが既に電話帳に登録されているかどうか検索することができます。 番号非通知の着信は、電話帳への登録はできません。 2、電話帳への新規登録 (1)電話帳登録の名前入力時の初期文字モードは、漢字・ひらがなモードです。 全角6文字いないで入力します。 (2)名前を変換しないでひらがな入力した時は、そのカタカナ表記が自動的に 読みがなとして登録されますので、特に読みがなの入力は不用です。 名前を6文字を肥えてひらがな入力しても、読みかなは12文字まで記録されて います。 (3)電話番号入力時の初期文字モードは、半角数字となっています。 (4)リダイヤルデータや着信データを登録する時は、電話番号のデータを入力 する必要はありません。 (5)メールアドレス入力時の初期文字モードは、半角アルファベット小文字に なっています。 (6)着信メールのアドレスを電話帳に登録するときは、アドレスの入力は不要 です。 (7)同じdocomo同士の通信では、宛先のドメイン名(@docomo.ne.jp)を省略するこ とができます。 3、 グループ登録 電話帳への新規登録及びグループ移動の際、グループ選択要求時に そのまま「決定」すると、電源投入時は、パブリックグループ(グループ01)が選択 され、その後は直近に選択されたグループがそのまま選ばれます。 電池切れにより電源が切れた場合、すぐに充電すれば、直近のグループを記憶して います。 電話帳では30グループまで登録できます。 4、電話帳の標示と検索 (1)グループ登録された電話帳を表示させると、検索メニュー及び グループリストが表示されます。 (2)電話帳の内容を表示させてすばやく数字キーでかな文字1文字を入力すると、 その文字を頭文字とする登録者に飛びます(ロケット検索)。 (3)振り仮名検索を選択した時は、2文字以上入力しても、候補を選び出してく れます。 (4)電話帳の内容表示状態で、'#'を長押しするとページアップ、'*'を長押しする とページダウンします。 5、電話帳処理メニュー (1)検索した後、「メニュー」を押すと、電話帳処理メニューが現れます。 (2)検索後に「決定」し、「メニュー」を押すと、やや詳しい電話帳処理 メニューが現れ、メールアドレスの確認や名前・電話番号・アドレスのコピーが できます。 (3)このままでは、登録された電話番号の音声確認は、できません。 6、ワンタッチ登録 (1)電話帳メニューの「ワンタッチダイヤルの設定及び登録内容の変更」に ついては、次のことに留意して下さい。 @電話帳からこのメニューを選んで「決定」すると、ワンタッチ1が選ばれて います。「↑」、「↓」で、番号を選んで「クリアー」を長押しすると、その ワンタッチ登録が削除されます。データ自身は、電話帳の中に残っています。 A未登録のワンタッチ番号を選んで「決定」すると、「グループを選択して、 決定ボタンを押して下さい」とアナウンスがあります。 このとき、画面上は、上方から、全件、短縮グループ、グループ01〜30の順で 表示されています。 この状態で、かな1文字入力によるロケット検索を用いることができます。 (2)ケータイリンクで電話帳等を書き換えると、ワンタッチダイヤルの設定が消 えてしまうようです。 7、着信メロディーの使い分け 三つのワンタッチダイヤル及びそれ以外の通信について、通話及びメールの8種類の 着信メロディーを個別に設定することができます。 しかし、グループ別に設定することはできません。 ワンタッチについては、音声で簡単にできます。 電話帳メニューを表示させて、「↑」を2回押して、「ワンタッチダイヤルの設 定又は登録内容を変更します」で「決定」します。 その分、「↓」を押して「決定」して下さい。 第6節 よく使うメニューの音声呼び出し及びメールアドレスの登録 1、ボイスメニューの登録 基本メニューから、「音量の調節や読み上げの設定」を選び、その中の「音声 で呼び出す機能の登録」の中に入ります。 よく使う機能を選び、呼び出しキーワードを3文字以上のひらがなで設定します。 50個まで機能を登録することができますが、購入時には、既に10個の機能と 呼び出しキーワードが設定されています。 着信音量の設定 「音量」 着信音の設定 「着信音」 受信メールを見る 「受信メール」 電話番号の通知設定 「番号通知」 自分の電話番号を見る 「電話番号」 電池残量の確認 「電池残量」 目覚ましの設定 「目覚まし」 電卓を使う 「電卓」 通話料金と通話時間を見る「料金」 例文を使ってメールを作る 「例文」 2、ボイスメニューの呼び出し 「メニュー」を長押しすると、メニューのボイス呼び出しモードに入ります。 既に登録された呼び出しキーワードを音声で入力すると、登録メニューが 呼び出されます。 メールのセンター問い合わせをしたり、メール送信後に送信済みメールの確認をする のに便利です。 3、メールアドレスの設定手順 この設定には視力とパスワード(iモード暗証番号)が必要です。パスワードを特に 設定していないときは、パスワードは0000です。 (1)「決定」を長押しして「iモードを使う」のメニューを表示させます。 (2)そのまま「決定」「して、「iメニューを見る」に入ります。 (3)(6) オプション設定 「1」 メール設定 @ メールアドレス変更に 進みます。 初期状態では、ランダムな英数字の組み合わせのアドレスが表示されます。 (4)「↓」を押して、第一希望で「決定」@の前(アカウント)を入力し ます。 (5)第二希望、第三希望を入力します。 (6)「↓」を押して、パスワードの所で「決定」し、パスワードを入力 し、「決定」します。 (7) 「↓」で決定を選んで「決定」します。 (8)変更されたアドレスが表示されたら、変更完了ですので、「オフボタン」を 押します。 (9)「↑」を1回押して、終了を選び「決定」し、待ち受け状態に返ります。 (10) 「オフボタン」を押すと、iモード通信可能時点滅が消えます。 「注」(10)の「オフボタン」操作を省略しても、およそ5分程度で、i点滅は 消えます。この間の通信料は掛かりません。 4、自分のメールアドレスの標示 自分のメールアドレスを簡単に表示させたい時は、待ち受け状態から 「メニュー」を押してキホンメニューを表示させます。 「下カーソル」を5回押して「この電話の番号やメールアドレス、所有者を表示 します」を選んで「決定」します。 電話番号を読み上げますので、ここで「メニュー」を押し、名前及びメールアドレス の入力状態に入ります。 自分のメールアドレスは、ただしく手動で入力して下さい。 メールアドレスを書き込んでいると、他人に正確なアドレスを見せるのに便利です。
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