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メーリングリストアーカイブ [記事番号:12140]

[windows:12140] Re:エクセルでの顧客管理方法にアドバイスをお願いします

深谷さん、奥村真です。

ご質問の全てに回答できるわけではありませんが…。

まずコンセプトですが、４列を使って会員番号・氏名・商品Ａの個数・商品Ｂの個数
を縦に入力していく、というのは良いのですが、１枚のシートに１日、３１枚を１
ブックとして月ごとの内容、というのは少々難がありそうです。もしも日別・月別の
売り上げを後で集計したい、ということなら、１件の入力に日付を付帯させたうえで
１枚のシートにとにかくだーっと入力していき、後で日付をもとに集計する、という
ほうが理にかなっていると思います。

つまり、シートを日で分けるのでなく、用途で分けるということです。このシートは
入力シート、このシートは顧客名簿、このシートは集計用というようにするわけで
す。

このコンセプトに基づき、入力シートに会員番号を入力することで、会員名簿を参照
して氏名を表示させる仕組みを考えてみました。具体的には、添付ファイルでお送り
するファイルを参照していただくとして、ざっと説明します。

１，まず「入力シート」と「会員名簿」という２つのシートを作成します。
２，会員名簿のＡ列に会員番号の連番、Ｂ列に氏名を入力します。
３，入力シートの氏名欄（ここではＢ７セル）に、以下の関数を記述します。

=vlookup(検査値,範囲,列番号,検索型）

具体的には、以下の式が入力されています。

=VLOOKUP(A7,会員名簿!$A$2:$B$65000,2,0)

(A7,
会員番号を入力するセルです。

会員名簿!$A$2:$B$65000,
検索対象の範囲です。「会員名簿」シートのA2からB65000を対象としています。なぜ
「$」が入力してあるかというと、A2;B65000としても意味は同じなのですが、そうす
ると動作が変になります。原因は、実はよくわからないんですが（笑）、とにかく
「$」を入れることでちゃんと動きます。

2,
検索範囲の２列目、つまり氏名の列に記載された文字列を返す、という意味です。

0)
完全一致の意味です。

４，入力した関数をコピーし、氏名列にコピーします。会員番号の入力セルが相対的
に変化し、常に左側のセルの会員番号を検索することになります。

これで、入力シートの会員番号に入力すると、氏名欄に会員名簿を参照した氏名が自
動的に表示されます。会員名簿に該当がなければ「#N/A」という形でエラー表示され
ます。


いかがでしょう。ポイントや最終来店履歴なども、工夫のしようはありそうですね。
ちょっとそこまでやっている時間がありませんでしたから、とりあえず名簿参照の仕
組みだけ考えてみました。


何かのヒントになれば幸いです。


奥村真────────┏┳━━━━━━━┓
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Subject: [windows:12140] Re:エクセルでの顧客管理方法にア
	ドバイスをお願いします
Date: Sat, 11 Jan 2003 10:17:51 +0900
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain;
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