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メーリングリストアーカイブ [記事番号:5954]

[windows:5954] Re: ２０００リーダーの文字読みのことで

坂本さん、田中さん、ＭＬのみなさん、こんばんは。
兵庫県の井之上です。

　わかりやすい解説ありがとうございました。

>> DMWINは、WZ EditorをDMエディタライクにするためのツールなので、DMエディタ
>> の文字読みの位置とキーをあわせているのでしょう。
>
>　というよりも、もっと大きな理由があります。
>
>　まず、ＷＺエディタのテキスト表示画面はかなり特殊です。2000Readerや
>VDM100W/PCTalkerといったスクリーンリーダーでは、
>「ディスプレイに表示されているカーソル位置にある文字」
>を音声化することが出来ません。そのために、井之上さんがおっしゃる
>
> > ctrl+alt+hで読みません。
>
>のは、当然です。スクリーンリーダーによる、
>「カーソル位置の文字の詳細読み」
>を、させようとしているからです。
>　それで、ＤＭＷｉｎマクロには、
>「ディスプレイに表示されているカーソル位置にある文字」
>ではなく、
>「パソコンのメモリの中にあるカーソル位置にある文字」
>を詳細読みさせるマクロ機能を汲み込んでいます。
>　このような
>「ＤＭＷｉｎマクロによるカーソル位置の文字の詳細読み機能」
>を任意のキーに割り当てれば、割り当てられたキーを入力することによって
>「ディスプレイに表示されているはずの文字を詳細読み」
>出来るわけです。
>　所が、スクリーンリーダーを汲み込んでいることによって、
>「ＤＭＷｉｎマクロによるカーソル位置の文字の詳細読み機能」
>を割り当てるキーが問題になります。
>　例えばスクリーンリーダーで一般的な CTRL+Alt+H に割り当てたとします。
>あるスクリーンリーダーが起動している状態では、この CTRL+Alt+H のキー
>入力が、ＷＺエディタには伝えられて来ないのです。もちろん、ＷＺエディタ
>の上で動作しているＤＭＷｉｎマクロにも、 CTRL+Alt+H が入力された
>ことが伝えられて来ません。
>「スクリーンリーダーの方がキーの入力を先取りして、アプリケーションに
>対して、キー入力があったことを伝えてくれない」
>ことが原因です。
>　このような現象は、 CTRL+Alt+ 別のキーでも同様です。
>　それでＤＭＷｉｎマクロでは、
>「カーソル位置の文字の詳細読み」
>だけでなく、
>「カーソルよりも前の文字列の読み上げ」
>「カーソルよりも後の文字列の読み上げ」
>「カーソル行の文字列の読み上げ」
>を、 CTRL+Alt+ ではないキーに、仕方なく割り当てています。
>
>　結論は、
>
> > ctrl+alt+hで読みません。

>ではなく、
>スクリーンリーダー側の問題で
>「ctrl+alt+hで読むように出来ない」
>のです。
>
>　なお、スクリーンリーダーによるキーフック（先取り）については、既に
>当該スクリーンリーダー開発社に現状を伝え、改善を要望しています。

　よくわかりました。
今後ともよろしくお願い致します。

Date: Sun, 11 Nov 2001 00:10:05 +0900 (JST)
From: Inoue <kr-inoue@portnet.ne.jp>
To: ＷＩＮＤＯＷＳ　ＭＬ<windows@sl.sakura.ne.jp>
Subject: [windows:5954] Re: ２０００リーダーの文字読みのことで
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