和波さんこんにちは、統合システム研究所の藤沼です。 録音の話でしたので出てきました。 In Reply to: On Wed, 27 Jun 2001 01:21:25 +0900 Takayoshi Wanami <taka.wanami@nifty.com> wrote: > 皆さんこんにちわ。東京の和波です。 > このMLでお尋ねするのはいかがなものかと思ってためらっていたのですが、 > どうしても教えていただきたく、質問いたします。それは、DATテープや > カセットテープに録音された音源をCDRにコピーする方法についてです。 > これを行うためのCDRデッキのようなものがあるのは聞いているのですが、 > パソコンとCDRドライブがあるので、それらを活用できないものかと考えて > います。価格の上ではどちらが安価なのか、また操作性はどうかなど、情報を > いただければ幸いです。 まず、アナログ信号とディジタル信号をパソコンに取り込んでCDにする方法 を以下に記載いたします。 (アナログ音響信号) 1 カセットデッキ等のアナログ音響信号をA/Dコンバーターに入力する(A /Dコンバーターはパソコンのサウンド入力の部分にあります。) 2 録音ソフトでカセット等の音響信号をWindowsのWAVファイルとして記録しま す。 (CDにするためにはこのときにサンプリング周波数を44100Hzで記録します。 ) 3 ノーマライズという操作をして、音楽の最大音量点が100%になるようにしま す。 (これをしないとCDができたときに市販の音楽CDと比べて音量が小さすぎた り大きすぎて歪んだりします。) 4 名前を付けて最終的に保存します。 5 できあがったWAVファイルをCDR作成ソフトで音楽CDとして焼く。(こ の際に disk at once で焼かないと音質が劣化 してしまいます。) (ディジタル音響信号) 1 パソコンのディジタル入力端子にDAT等のディジタル信号を繋ぐ 2 録音ソフトでWAVファイルを作成する 3 DATの標準的なサンプリング周波数は48000Hzですので、レコーディング ソフトなどのサンプリング周波数コンバーターでCDのサンプリング周波数であ る44100Hzにコンバートします。 4 以後はアナログ録音の手順の3以降と同じです。 > 私のパソコンは、東芝のダイナブックス SS3010CTA CDRドライブは > 東芝純正のIPC5025Aです。これに付いていたソフト、Easy CD Creator と > Direct CD を用いて、CDのコピーやデータCDの作成などを行っています。 > Easy CD Creator を製品版にアップグレイドすればカセットなどの音源が高音質で > CDにコピーできる、と宣伝していますが、この場合、カセットデッキの > ラインアウトとパソコンのマイクジャックを繋いで音を取り込むのでしょうか。 > これだとかなり音質が悪くなりそうに思うのですが、どうなのでしょうか。 > また、DATの場合はデジタルコピーができるはずですね。私は、DATから > 別のDATにコピーする場合もアナログでやっていて、まだデジタル転送を > したことがありません。先日、自分の演奏をCDRにして送ってくれた生徒が、 > 「デジタル用のサウンドカードを買えばいいんです」などと言っていましたが、 > 私にはどうもよくわかりません。 パソコンで録音する際の大きな問題点はパソコンのオーディオ入力(A/ Dコンバーター)のクォリティーの悪さでしょう。ほとんど内蔵の物はだめでし た。ダイナブックならばUSBコネクタがありますので、USBのサウンドカードを外 に繋いでそこにアナログやディジタル信号を入れた方が良い音のCDができます。 ヤマハのUW500やローランドのUA3、タスカムのUSBサウンドデバイスが音が良好 でした。これらのUSBサウンドデバイスには、ディジタル入出力の光コネクタが 付いていますのでDAT等からも直接録音できました。 DATからの直接録音には48000Hzまでに対応した録音ソフトが必要になります。 私は、クールエディットProを使用していますが、Pc−Talkerである 程度まで使えます。 > もっかの所は、最近の私のコンサートをDATで録音したものがあるのですが、 > これをCDにコピーしたいと思っているのです。 > 知識が乏しくて申し訳ありませんが、ヒントや情報をいただけますよう、よろしく > お願いいたします。 録音ソフトやCD−Rライティングソフトでも音はかなり違ってしまいますの で、細やかな音まで記録するためにはこれらを選ぶ事も必要です。 自作のマイクロフォンアンプをUA3に繋いでクールエディットProでチェンバ ロを録音していますが、この録音ソフトはかなり音質が良いようです。 直接CDRに記録する事は上記のノーマライズ作業のやりにくさから考えてあ まりおすすめできません。 以上ご不明な点はご質問ください。 ----------------------------------------------------------------------- Teruyoshi Fujinuma INTEGRAL SYSTEMS TECHNICAL ADVANCED LAB. Mailto: istal.teruyoshi@nifty.com phone : 0280-31-7224 +81-280-31-7224
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