岩手盲の工藤です。 たいへんお騒がせ致しました2つの問題ですが、いろいろな方々からのアド バイスを参考にあれこれと試した結果、ようやく解決できましたのでご報告致 します。長文になりますので、興味のない方はどうか読み飛ばしてください。 1.パソコンの電源が自動で切断されない!! パソコン本体:富士通デスクパワー FMV S13。 OS:WINDOWS98 SE。 購入時には WINDOWS95 がプレインストールされておりましたので、これを WINDOWS98 そして WINDOWS98 SE へとバージョンアップ致しました。けれども、 様々なソフトをインストールしているうちにあちらこちらに不具合が出て参り ました。そこで思い切ってHDDをフォーマットしてまっさらな状態から WINDOWS98 をインストールしました。 そうしたところ、それ以来、「スタートメニュー」→「WINDOWS の終了」か ら「電源を切れる状態にする」を選んでも、画面に 「コンピュータの電源を切る準備ができました」 というようなメッセージが出るばかりで自動的な電源の切断ができなくなっ てしまいました。 そこで WINDOWS98 から WINDOWS98 SE へとバージョンアップをしてみたの ですが、この点は改善されませんでした。 そこで [WINDOWS] ML でアドバイスを求めたところ、以下のような個人メー ルをいただくことができました。 > システム BIOS セットアップメニューから APM を有効に設定して下さい。 > > 一部の富士通製 PC で、BIOS で APM を有効にして起動しても APM が無 >効になる場合は、APM 障害回避ドライバを導入後に BIOS で APM を有効に >して下さい。 > APM 障害回避ドライバは Windows98 CD-ROM の >\DRIVERS\JAPAN\UTIL\FUJITSU フォルダにある SETUP.EXE を実行すると導 >入されます。 そこでまず APM 障害回避ドライバをインストールしてみましたが、それだ けでは問題は解決できませんでした。 私はバイオスに関して全くの無知でしたので、「APM を有効に設定する」と いう項目をバイオスの画面から見つけることができませんでした。唯一それら しい項目は、「Advanced PIO Mode」でした。意味はよく分からなかったので すが、省略すると“APM”になると思ったからです。そこで disabledになって いた「Advanced PIO Mode」を enable に変更してみました。 しかし、残念ながらこれでも問題は会費できませんでした。といいますのも、 「Advanced PIO Mode」というのは、ハードディスクの入出力モードの設定の ことであって、「APM を有効に設定する」ということとは無関係だったからで す。 そこでまたまたパソコンに詳しい方にアドバイスを求めたところ、「Power Management」の辺りにあるだろうと教えてもらえました。私のパソコンの場合 には、「Power Saving Configulation」の中にありました!! そしてその項目 を enable に変更しましたら、無事に電源が自動で切断されるようになりまし た。 みなさんどうもありがとうございました。 2.起動時に「不正な処理」のエラー・メッセージが現れる! FMVS13はもともと WINDOWS95 プレインストールのマシンだったので すが、不具合が続いておりましたので、思い切ってHDDをまっさらにフォー マットして WINDOWS98 を新規インストールしました。そしてその後で WINDOWS98 SE にアップグレード致しました。ところが、それから毎回起動時 に「不正な処理」のメッセージが現れるようになってしまいました。 起動時に現れるメッセージの「詳細」は以下の通りです。 −−−−−−−−−−−−−−−−− ---------------------------------- このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます。 終了しない場合は、プログラムの製造元に連絡してください。 BPLAVER のページ違反です。 −−−−−−−−−−−−−−−−− ---------------------------------- この BPLAVER というファイルは、MSCONFIG の「スタートアップ」のタブを 確認してみたところ、携速2000という仮装CDドライブ作成ソフトの一部 であるということが分かりました。 この問題を回避するいちばんの方法は、携速2000の再インストールでは ないかということで躊躇しながら検討していたのですが、このMLの矢吹さん から、 「BPLAYER を削除すれば“不正な処理”のエラー・メッセージは出なくなり ますし、特に携速2000の使用にも支障は出ないようですよ。」 と教えていただきましたので、しばらく BPLAYER.EXE を別なドライブにバ ックアップした上で動作させておりました。特に支障はありませんでしたので、 もう一度 MSCONFIG を起動させて「スタートアップ」のタブを確認してみまし たら、なんと別ドライブにバックアップしておいた BPLAYER.EXE の方がしっ かり読み込まれておりました。これはとても不思議な現象だとは思ったのです が、 「別ドライブに移動しただけでページ違反が回避できるのなら、ひょっとし てもとのドライブに戻しても大丈夫かも知れないな!」 という気がして、もともと存在していた携速2000のフォルダ内に BPLAYER.EXE を戻してみました。すると、予想通り「不正な処理」のエラー・ メッセージは現れなくなってくれました。 こちらの問題はどうして解決できたのか分からないままなのですが、 「ページ違反」があった場合には、問題とされているプログラムをいったん 別のフォルダに移動して何度か再起動した後で、再びもとのフォルダに戻して やれば、問題が解決することもある。 ということが分かりました。 以上、ご報告まで。 岩手県立盲学校 工藤 滋
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