木下です。 ボイスシンセサイザの音声をＷＡＶ形式のファイルに変換する（として保存する）方 法に関して、プロトーカを使った場合について、少々述べさせて頂きます。カナリ制限 はあると思いますが、やろうと思えばやれるという程度でお考え下さい。手順はいたっ て簡単（単純）です。私はこれを行ってみて、プロトーカがＭＳＳＡＰＩに基づいてい るということをあらためて実感しました。ご興味のない方はドウゾお読み飛ばし下さい 。 プロトーカに付属のクリップボードリーダを起動します。（例：スタート→プログラ ム→ＩＢＭプロトーカ→クリップボードリーダ） 中年男性の顔のアイコン（１００ピクセル×１００ピクセル）をクリックします。（ これはアイコンですが、「クリップボードリーダ設定」と呼ばれる(？)一種のダイアロ グボックスです。〔厳密にはそのダイアログボックスを呼び出すための「トリガ［スイ ッチ( ？)］」のようなものというべきでしょう。〕） ダイアログボックスの中には幾つかのコントロールがありますが、そのうちの１つが プロトーカの出力先をＷＡＶファイルにするというチェックボックスです。 あとはそのダイアログボックス（プログラム）を「最小化（タスクバーへ移動）」し て、ＷＡＶファイルとして保存（録音）したい情報（データ）をクリップボードへ転送 （に張り付け）すればOKです。（予定の作業が終わったら、クリップボードリーダの常 駐を解除する（実行を終了する）ことをお忘れなく。） 一度お試し下さい。 注意：音声のみを手掛かりにする操作だけで中年男性の顔のアイコンをクリック出来る 日本語版（に対応した）のSR（スクリーンリーダ〔いわゆる画面音声化ソフト〕）は今 のところｏｕｔＳＰＯＫＥＮ（アウトスポークン）に限られると思います。（もしかし たらＶＤＭ１００Ｗ−ＰＣ−Ｔａｌｋｅｒの隠し技にでもあるかもしれません。もしあ りましたら是非お教え下さい。） 理由：アイコンを音声化出来て、マウスボタンをクリック出来るSRがｏｕｔＳＰＯＫＥ Ｎに限られるからです。
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