タウ技研株式会社 原田全和(マサカズ)と申します。 この度MLに参加させて頂くことになりました。 つきましては、皆様にご迷惑をかけないよう全力を尽くしますので どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 さて、弊社取扱商品「よみとも2000」の説明をさせて頂きます。 この説明はカタログの内容をそのまま記載しております。 ここから・・・・・・・・・・ 1.よみとも2000とは。 「よみとも2000」は、視覚障害者が日常生活に必要な「読む」・「書く」 ・「拡大読書する」・「点訳する」・「印刷する」という5役の動作を一人で 簡単に行えるように徹底的に工夫した画期的なソフトウェアです。 パソコンに接続したスキャナに活字書籍や点字文書(片面)などをのせて ボタンを押すだけで、その内容を聞き取りやすい音声で読み上げます。また、 読み上げた内容は「テキストデータ」として保存、編集、印刷したり、 自動点訳処理機能(「かなテキスト化」・「NABCCコード化」)により、 点字プリンタへ出力することができます。さらに、「操作ガイダンス」や 「読み上げた内容」を点字ディスプレイに出力することができますので 盲聾者の方でも簡単に利用することができるようになりました。また、 声による命令操作(音声認識)も可能にしました。 尚、健常者がOCR入力ソフトとして利用できる環境をカバーした バリアフリー化も実現しました。 2.よみとも2000の主な特長。 1.縦書き・横書き混在文を自動判別し、また文書の段落接続や文字領域や 図表も自動判別します。 2.原稿を逆さまにセットしても「原稿天地自動判別機能」により正しく 読み上げます。 3.スキャナの「用紙サイズ」と「読み取り濃度」の設定を「自動」に することにより、最適なユーザー設定を自動的行い、その設定内容を 音声で知らせてくれます。 4.A3サイズ(A3・B4サイズを追加)で600DPIまでの A3スキャナにも対応しました。大きな原稿も1回のスキャナで 読み上げることができます。 5.朗読結果の編集では、「詳細な音声辞書で読み上げる」ことはもとより 「お好みの場所からの読み上げ」「ページ管理」「文字検索」「文字列置換」 「文字削除」「しおりマークつけ・呼出し」など多数の機能をご用意し、 音声ワープロとしての機能を強化しました。 6.拡大読書機能では、画像データとテキストデータの「拡大表示」や 「画面背景色の変更」や「カラー原稿の表示」はもとより、 「カラー画像」をマトリックス化し、「カラー色を音声出力」すること ができます。また、スキャナした画像データを保存することができる ようになりました。 7.点字文書(片面印刷文書のみ)を読み上げます。読み上げた内容は テキストに保存することができます。 8.自動点訳変換機能を標準でご用意しました。「漢字かな混じりテキスト」 を点字規約にできるだけ合せて自動的に「かなテキスト」に変換し、 保存することができます。さらに「点字データ(NABCCコード)」で 保存することもできますので、使い慣れている他社製のソフトウェアとの 連携についても柔軟に対応します。 9.日本IBM製音声認識ソフトウェア「Via Voice」と連動し、 音声による操作ができます。これからは「朗読開始(ロウドク カイシ)の 一声で「スキャナ起動」から「読み上げ」まで自動的に作業することができます。 (声による操作のみ対応) 10.「FDブック」の朗読が楽しめます。「FDブック」とは、文庫本など を電子図書としてフロッピーディスク化し、市販文庫本と同じ価格で提供する サービスです。今後、多数の文庫本などが提供されます。(お問い合せ: 「富士通中部システムズ内FDブック事務局」フリーダイヤル:0120−117−896) 11.「点字ディスプレイ」と「点字プリンタ」と連動し直接出力することが できます。また「墨字プリンタ」への印刷もできます。 さらに、これらの機能により盲聾者の方が読書を楽しむことができます。 12.富士通製携帯用ペン型スキャナをオプションソフト(よみともJr)で 利用することができます。ボタン1つで「外出先で(携帯用ペン型スキャナ)」と 「ご自宅で(卓上用スキャナ)」を切り換えてご利用ください。 13.英語文書の朗読がオプションソフト(よみともEnglish)で 楽しめます。視覚障害者・高齢者の方用としては世界初の「本格的な 英文専用OCR」と「本格的な英文専用読み上げ機能」をご用意しました。 14.逐次スキャナ機能(朗読中でも次の原稿をスキャナすることできます。) 15.自動ファイル保存機能(朗読結果を自動的にファイルに追加保存ができます。) 16.ユーザー音声辞書メンテナンス機能(ユーザー音声辞書10,000語を追加・削除することができます) 17.各種ユーティリティー機能(ファイルの削除・フォルダの指定・F/Dフォーマットなど) 18.最新版OCRを採用(特にかすれ文字の対応を強化し、認識率を向上させました。) 19.100,000語の基本音声辞書の改良と、14,000語の医学用音声辞書を追加しました。 3.よみとも2000の仕様一覧。 1.パソコンは、PCM音源内蔵のWindows対応パソコン。 メモリは、64MB以上(拡大読書機としてカラー画像データを利用する場合は128MB以上推奨)。 ハードディスクは、ユーザーエリアとして200MB以上。 2.スキャナ(TWAIN)について。 メーカーは、エプソン・シャープ・キャノン・富士通(ペンスキャナのみ)など。 サイズは、A4スキャナ・A3スキャナ(エプソン製 ES6000Hシリーズのみ)。 解像度は、100〜600DPIに対応(モノクロ・カラー)。 尚、PCとの接続(SCSI・双方向パラレル・USB)については各社推奨品をご利用ください。 3.OCRについて。 取り文字サイズ日本語は、6〜60ポイント(2o〜20o角)で400DPI時。 英語は6〜64ポイント(2o〜23o角)で300DPI時。 認識文字数(日本語)は、4,304文字 (第一水準漢字・第二水準漢字・英語・数字・特殊記号)。 認識速度は、100字/秒 ( Pentium100MHz時)。 4.点字ディスプレイ(KGS製)は、ブレイルノート46D(動作確認機種)。 5.音声認識エンジン(IBM製)は、Via Voiceシリーズのみ。 6.プリンタについて、 点字プリンタは、JTR製「ESA721」(動作確認機種)などNABCCコード出力可能機種。 墨字プリンタは、Windows対応機(80桁36行でA4縦用紙に横書き印刷固定)。 7.音声出力について。 言語辞書(日本語)は114,000語。 音声種類は男性 ・ 女性 ・ ロボット。 音声設定項目は、速さ・アクセント・高低・息継ぎ時間・大/小文字区別・記号読み区分など。 8.製品価格について。 よみとも2000は、 \99,800(型番YMT−4)。 よみともJr(オプション)は、 \10,000(型番YMT−4−1)。 よみともEnglish(オプション)は、 \20,000(型番YMT−4−2)。 4.「よみとも2000」とパソコンを含めた一式の概算費用(参考)。 <2000年4月現在>。 1)視覚障害者文字情報支援ソフト「よみとも2000」、 数量1で¥99,800.。 2)パソコン(Windows98)*標準価格、数量1式で¥99,800.。 パソコンの性能は ・CPU:クロック周波数 550MHz。 ・メモリ:64MB。 ・40倍速CDROM。 ・HDD:6GB。 ・56k内蔵モデム。 ・15インチカラーディスプレイ。 3)カラーイメージスキャナ(A4サイズ)*標準価格、数量1式で¥30,200.。 合計(消費税別)で約¥229,800.です。 (注意)。 *上記価格には、設置調整に係わる費用(セットアップ費用・インストール費用・出張交通費・サポート費用など)は含まれません。 *本カタログに記載がない仕様の機器などをご利用する場合は、事前に発売元などに動作状況をご確認ください。 *OCRの認識率・自動点訳処理の認識率・音訓読みの判別率・音声認識率は原稿や文書状況及び動作環境により異なります。 *本カタログに記載されている製品名(「よみとも」を含む)は各メーカーの商標または登録商標です。 また、現在「FDブック」の利用に関しては、著作者権保護の観点から印刷処理及び点訳変換は できませんのでご了承ください。 5.よみとも2000の主な導入施設。 国立身体障害者リハビリテーションセンター病院。大阪府立大学。岡山県立盲学校。 国立身体障害者リハビリテーションセンター。大阪府鍼灸マッサージ協会。岡山倉敷市役所。 国立函館視力障害センター。大阪市立中央図書館。茨城県立盲学校。 国立職業リハビリテーションセンター。大阪市立盲学校。横浜市立盲学校。 国立教育会館。大阪市教育センター。北海道立特殊教育センター。 国立障害者職業総合センター。大阪福島区役所。高知点字図書館。 国立愛知教育大学。大阪鶴見区役所。埼玉ふれあいセンター久喜。 国立筑波技術短期大学。大阪東住吉区役所。埼玉県立熊谷盲学校。 国立和歌山大学。大阪旭区役所。埼玉桶川市役所。 国立岐阜大学。山形県教育センター。全国自治体労働組合。 東京都労働経済局。山形県立盲学校。神戸市立盲学校。 東京都立多摩総合精神保健センター。和歌山県立図書館。神戸大学。 東京都立中部総合精神保健センター。和歌山県身体障害者総合福祉会館。千葉県電子計算センター。 東京都立葛飾盲学校。日本点字図書館。千葉県立盲学校。 東京都立久我山盲学校。日本医療福祉専門学校。慶応義塾高等学校。 東京都立八王子盲学校。京都ライトハウス。慶応義塾大学。 東京都日野市立中央図書館。大分県立盲学校。名城大学。 東京都立永山高等学校。松坂市障害福祉センター。学習院大学。 名古屋盲人情報文化センター。福岡県立北九州盲学校。明治学院大学。 名古屋市総合リハビリテーションセンター。島根石見身体障害者厚生センター 桃山学院大学。 日本ライトハウス点字情報センター。島根玉湯町社会福祉協議会。文教大学。 日本ライトハウス盲人情報文化センター。島根ライトハウス。山梨県ライトハウス。 日本ライトハウスリハビリテーションセンター。青森県立点字図書館。神奈川県リハビリテーション病院。 他 ここまで・・・・・・・・ どうぞよろしくお願い申し上げます。 ----------------------------------------------- 〒112-0014 東京都文京区関口1−20−10 住友不動産江戸川橋駅前ビル4階 タウ技研株式会社 ソフトウェア事業部 営業グループ 原田 全和(マサカス゛) TEL 03−5299−4511 FAX 03−5229−4515 harada@tau.co.jp
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