3月25日に愛・地球博、愛知万博が開幕した。マスコミでも連日、この話題が取り上げられている。35年ぶりの国内での万博、多くの人が期待している中、入場者は最初の2日は予想を下回っているようだ。
今回は、3月19日と20日に開催された内覧会レポートのホームページの紹介、「らくらくウェブ散策」による高齢者、弱視者向けの公式ページの紹介、新聞サイトによる博覧会のニュースのページを紹介する。
社会福祉法人名古屋ライトハウス 名古屋盲人情報文化センターのホームページでは、2005年3月19日、20日に行われた「愛・地球博」の内覧会のレポートを掲載しています。全盲の女性1名と晴眼者の女性1名のペアー4組、弱視の男女ペアー1組のレポートを掲載しています。アクセス情報や会場の様子を視覚障害者の立場で伝えており、万博に行こうと考えている視覚障害者は一度読んでおくとよいでしょう。
名古屋ライトハウス 愛・地球博内覧会レポート
目の見えない方がホームページを見ている事実や、目や耳の不自由な方がテレビを見れなくても、ホームページを見られるということを、健康な方たちにも知っていただきたいことを目的として作成したページ。また、高齢者(老眼)・白内障・色覚障害・弱視・外国人の方たちを対象として、情報格差を縮めることを目的としたとのことです。視覚障害者向けでないので、音声ブラウザでは利用出来ませんが、障害者理解と高齢者や弱視など特別なツールを利用していないユーザーには有効かと思います。また、日本語以外の言語にも対応しています。公式ページには第1回で紹介したバリアフリー情報のページもあり、障害者や高齢者などがアクセスしやすいページ作成への取り組みは大きなことと思います。
愛知万博「らくらくウェブ散策」の導入にあたり | EXPO 2005 AICHI,JAPAN
ここからは主な新聞社の万博特集のページへのリンク集です。毎日の万博のイベントやニュース、話題がリアルタイムに提供されており、万博に行かなくても万博を楽しむことが出来るサイトです。