書籍詳細「さとしわかるか」

さとしわかるか
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書誌情報

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書名 さとしわかるか
著者名 福島令子著
出版者 朝日新聞出版
出版年 2009.05
価格 1,680円
ページ数 225p
ISBN 978-4-02-250565-1
4-02-250565-6
NDC分類 916
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詳細サイト さとしわかるか(朝日新聞出版のページ)(別ウインドウで開きます)
新着ブログでの紹介ページ http://j7p.net/book/blog/2009/05/post-40.html

内容、書評など

著者・出版者からの内容紹介

(朝日新聞出版 2009年5月22日)
目も見えず、耳も聞こえない「盲ろう者」でありながら昨秋、東大教授となった福島智氏。9歳で失明してから、18歳で耳が聞こえなくなり、「指点字」という独自の会話法を編み出すまでの苦難の日々を、母親である令子さんが初めて綴った感動の子育て、闘病記。

目次


はじめに
第一章 長いながい旅路の始まり
おーい 山くーん
初めての本格的な診察
初めての手術、そして右目の失明
家族みんな力を合わせて
第二章 右目摘出、そして幼稚園へ
左目を守るために
義眼屋
幼稚園での楽しい日々 
第三章 小学校入学 
父親の苦労
小学校一年生
いじめられてるんよ
大きな音でTVを見ている
見えている間にいろいろ見せておきたい
再び入院へ
大人びていく智
第四章 失明
ひさびさに教室へ復帰
再び入院生活へ
点字を覚えることに
第五章 盲学校へ
編入試験の壁
如何に大きな幸せの中にいるのか
二度目の小学四年生
トランペット奏者
第六章 東京の盲学校へ
トランペットとの別れ
心は虚ろ
智の決断
第七章 聴力低下
夏休み
セカンド・オピニオンを求めて
第八章 どん底
どぶ川に吐き捨てたケーキ
「綿棒治療」
心中するなら、お前一人で死ね
第九章 指点字
もう聞こえない
ある日、偶然に
夫からの点字の手紙
再び、東京へ
あとがき

点訳・音訳、視覚障害者へのテキストデータ提供について

(更新日:2009年5月20日)
視覚障害者が点字や音声で『さとしわかるか』を読む目的に限り、全文のテキストデータを朝日新聞出版がダウンロードにて提供。詳しくはリンク先の説明をご覧ください。
「さとしわかるか」テキストダウンロード説明ページ(朝日新聞出版のページ)(別ウインドウで開きます)
点字版は宇部市立図書館点字資料室内の点訳すずかけの会(電話0836-21-2935)が製作着手しており、2009年8月に完成予定である。
Copyright(C)2007 杉田 正幸(Masayuki Sugita)