スクリーン・リーダー(画面音声化ソフト)


スクリーン・リーダー(画面音声化ソフト)一覧

ソフト名ホームページアドレス発売元価格
WinVoicehttp://www.nbs.co.jp/winvoice.htmニュー・ブレイル・システム(株)\39,900
MM-Talkerhttp://www.am-corp2.com/mm-talker/宮崎嘉明試用版
Catwalkhttp://www.kazusoft.com/simple_catwalk.htmlKazusoft(Kazuhiro Kito)3年間の契約で\12,600
95Readerhttp://www.ssct.co.jp/barrierfree/95reader/(株)システムソリューションセンターとちぎ\36,540
JAWS for Windows professional Ver.8.0 日本語版http://www.extra.co.jp/jaws/有限会社エクストラ\149,100
HearIthttp://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se306247.htmlfarm_house無料
HearItPlushttp://www.vector.co.jp/soft/winnt/personal/se306264.htmlfarm_house\3,000
Focus Talk ver1.0http://www.skyfish.co.jp/focustalk/index.html株式会社スカイフィッシュ\25,000
Focus Talk ver2.0http://www.skyfish.co.jp/focustalk/index.html株式会社スカイフィッシュ\39,000
WindowsXPナチュラル・ボイス・ナレーター「xpNavo」http://www.knowlec.com/product/navo-catalog.html株式会社 ナレッジクリエーション\26,040
PC-Talker Vistahttp://www.aok-net.com/products/pctalker.htm(株)高知システム開発\39,900
PC-Talker XPhttp://www.aok-net.com/products/pctalkerxp.htm(株)高知システム開発\39,900
PC-Talker2000http://www.pctalker.net/pctk2000g.htm(株)高知システム開発\39,900
VDMW300http://accesstechnology.co.jp/soft00006.html(株)アクセステクノロジー\39,900
VDMW2000http://accesstechnology.co.jp/soft00006.html(株)アクセステクノロジー\39,900
VDM100Whttp://accesstechnology.co.jp/soft00005.html(株)アクセステクノロジー\39,900

スクリーン・リーダー切り替えツール

ソフト名ホームページアドレス発売元価格
スクリーンリーダー切替ツール「SRC」http://www.lares.dti.ne.jp/~tomof/download/src.htm石山朋史無料
スクリーンリーダーとホームページ・リーダー3の切替ツール「HPR3C」http://www.lares.dti.ne.jp/~tomof/download/src.htm石山朋史無料

画面読み上げソフトで利用可能な点字入力ソフト

ソフト名ホームページアドレス発売元価格
WinBRLhttp://www.nbs.co.jp/winbrl.htmニュー・ブレイル・システム(株)個人\21,000、団体など31,500

(補足) WinBRLは、各社スクリーン・リーダー上で点字入力(パーキンス方式・ライトブレイラー方式)が出来る他、六点漢字などの直接入力も可能。その他、点字入力は、PC-Talker付属のKTOSで行うことも可能。95Reader付属の点字入力ドライバーは、WIndows XPと2000に対応していない。


画面音声化ソフトの解説

画面音声化ソフトは、Windows画面を音声で表示するためのソフトである。1996年に95Readerが発売、98年にPC−TalkerとVDM100W、1999年にはOutSpoken、2001年にJAWS、2002年6月にはWinVoiceが発売された。また、WIndows XP用のスクリーンリーダーとして試用版、サンプル版ソフトとしてMM-Talkerが開発されております。

95Readerは、晴眼者用の市販アプリケーションやフリーソフトへの対応を中心に開発され、インターフェースでは、視覚障害者の利用しやすいインターフェースを確率してきた。他のアプリケーションが対応していない、WZ Editorや宛名職人など、独自にアプリケーション対応を進めているところも大きいと思う。

PC−TalkerとVDM100Wは、特に、視覚障害者用のアプリケーションへの対応に重点を置いている。ワープロソフト「MYWORDX」や住所録ソフト「アドボイスV」・「VDJW」、OCRソフト「MYREAD」、メールソフト「マイメール」など初心者にも利用できるソフトの音声化に重点が置かれている。

OutSpokenは、どちらかというと上級者向けのソフトである。市販ソフトのほとんどが、音声で利用できるが、WIndowsの画面構成や利用手段を確率していない人には、効率的利用は困難である。2001年5月には、2.5が発売され、Windows Meに対応したが、その後、発売中止となっている。

JAWSは、2001年4月に発売されたソフトで、スクリプトを記述することにより各種アプリケーションに対応することができる。標準で、Word2000、Excel2000、Outlook Express5.5、Internet Explorer5.X用のスクリプトが含まれている。バージョン4.5では、それら上位バージョンへの対応、Windows XPへの対応、PowerPointなどへの対応も図られている。2005年に発売された6.2から有限会社 エクストラが引き継いだ。今後、アプリケーションに対応したスクリプトを増やすことが課題であろう。

WinVoiceは95Reader(2000Reader)のソースコードの提供を受け開発。95Readerのキー操作を継承し、新たに独自のキー操作も追加。同社の点字出力技術を使い、点字ピンディスプレイに完全に対応したのが特徴。点字かな分かち書き・六点漢字・漢点字・情報処理点字など、各種点字表記に対応しているのが特徴。

FocusTalkは、インターネット機能の読み上げを中心とした製品となっていて、PDFやFlash項目の読み上げ、WindowsメッセンジャーやMSNメッセンジャーの他に、Windows Media PlayerやWindowsXP上に限りコマンドプロンプトの読み上げができる。5月19日には、Skypeを支援するためのSkypeHelperベータ版を公開した。

各ソフトの音声エンジン部分は、95Readerが、リコーの音声エンジン、PC−TalkerとVDM100W、JAWS、WinVoiceが、IBMのProTalker97、OutSpokenは独自に開発したDTalker for OSWまたはProTalker97が、FocusTalkは、アニモ社の音声エンジンFineSpeechを搭載している。全ての音声化ソフトで、Word2000やExcell2000に対応している。点字ピンディスプレイによる点字表示に対応しているのは、95Readerの3.5以降、OutSpoken、PC−Talker5.0とXP、VDM100W 5.0とVDM300W、WinVoice、JAWSである。

2000年2月18日に、Windows2000に対応した画面音声化ソフトのPC−Talker2000とVDMW2000が発売になった。2000年8月には、95Reader 4.0(2000Reader)がWindows2000と一太郎10に対応した。2000年11月には、PC−TalkerとVDM100Wが4.0になり、Windows MeとInternet Explorerに対応して発売された。PC−Talkerは2001年にはVer.5.0となり、点字ピンディスプレイ対応、PDFファイルの読み上げにも対応したが、漢字変換時に点字出力されないなどの問題がある。また、2002年3月にはPC−TalkerがXP対応版を別パッケージとして発売した。95Readerは2003年8月に5.0を発売し、Internet Explorerへの対応、2004年4月に6.0が発売され、PowerPoint2003、Word2003、Excel2003などへの対応を図った。
2006年1月25日にインターネット機能の読み上げを中心としたFocusTalk 1.0を発売した。



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最終更新日:2007年12月30日