書籍詳細「万人のための点字力入門 さわる文字から、さわる文化へ」

万人のための点字力入門 さわる文字から、さわる文化へ
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書誌情報

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書名 万人のための点字力入門 さわる文字から、さわる文化へ
著者名 広瀬浩二郎編著
出版者 生活書院
出版年 2010.09
価格 2,310円
ページ数 216p
ISBN 978-4-903690-61-2
4-903690-61-X
NDC分類 378.18
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内容、書評など

著者・出版者からの内容紹介

(生活書院 2010年10月27日)
わずか6 個の点の組み合わせで日本語の仮名はもちろん、数字、アルファベット、さらには音符まで表せる点字。少ない材料から多くを生み出すしたたかな創造力、常識にとらわれないしなやかな発想力を“点字力”と名づけよう

目次


はじめに――“点字力”の沃野 広瀬浩二郎
第1部 ルイ・ブライユ―─生誕200 年の意味
     第1章 ブライユが拓いた触覚の宇宙――22世紀につながる点字の未来を展望する 広瀬浩二郎
     第2章 点字考案者の生涯 マイケル・メラー
     第3章 切手が伝える視覚障害―─ルイ・ブライユの切手を中心に 大沢秀雄
         コラム1 点字の成立・発展史(年表)広瀬浩二郎
第2部 点字が視覚障害者にもたらしたもの
     第4章 米国における点字の歴史と今日的課題 キム・チャールソン
     第5章 コンピュータによる点字表現への挑戦―─漱石「猫」:の携帯での六点漢字8進数入力と体表点字出力 長谷川貞夫
         コラム どうしても書きたい!失明前のあの文字を―─六点漢字体系から最初の日本語ワープロ開発とその普及 長谷川貞夫
     第6章 アシスティブテクノロジーによる「読む点字」と「聞く点字」の可能性 韓 星 民
         コラム3 ヘレンケラーホンで電話―携帯のカメラで盲ろう者の前にあるものを遠くから伝えてあげられます 長谷川貞夫
第3部 点字教育の現場
     第7章 盲学校における点字教育の過去・現在・未来 岸 博実
     第8章 点訳ボランティアのこだわり―─点訳者格付けの是非をめぐって 矢口貴子
     第9章 大学における点字指導法 山梨正雄
         コラム4 日本初の点字新聞『あけぼの』の発行 広瀬浩二郎
第4部 多文化共生社会の中の点字
     第10章 言政学(Linguapolitics)からみた点字 出口正之
     第11章 少数言語としての手話、少数文字としての点字―─多数派との共存のための戦略 亀井伸孝
     第12章 日本の多言語化と点字―─公共空間の点字からよむ社会のうごき 庄司博史
第5部 だれもが楽しめる点字
     第13章 『点』・『点字』そして『デザイン』 藤堂 敏
     第14章 点から生まれる宇宙―─点字アートの探求 加藤可奈衛
     第15章 触って楽しむ天文学 嶺重 慎
おわりに―─障害、笑害、消害 広瀬浩二郎
Copyright(C)2007 杉田 正幸(Masayuki Sugita)